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OLPC(One LaptopPC Per Child)のネグロポンテ氏が怒っている。
世界中の途上国の子供たちに一台ずつ100ドルPCを配布する活動をしているOLPCにとってみれば、Intelの元CEOが、各地を旅行し、行く先々でClassmatePCというPCを無償で配っているのは、単なる商売荒らしにとどまらない嫌がらせだと思えるのだろう。 ClassmatePCは、だいたいこんな内容。 シャーシー Customized Mini Chassis 245x196x44 Processor IntelMobile Processor ULV 900 MHz, Zero L2 cache, 400 MHz FSB チップセット Intel 915GMS + ICH6-M メモリ DDR-II 256M SO-DIMM LCD 7" 800 x 480, LVDS Interface, LED B/L ストレージ 1GB/2GB NAND Flash オーディオ Stereo 2 Channel Audio, Built-in Speakers and Microphone, Jack for External Output and Microphone Input LAN/WLAN 10/100M Ethernet + WLAN 802.11 b/g w/ Antenna キーボード Integrated Keyboard with Hot Keys タッチパッド Cycle Touch Pad with Left and Right Buttons Note Taker (optional)Customized Note Taker with Wireless Pen TPM TPM1.2 電源 Battery with Adapter 8211; 6 Cells, approximately 4 hours Usage 重量 Less than 1.3kg (aprox. 2.86 pounds) OS Windows XP Pro/ Linux 金にあかせてPCを作って、無償で配りまくるなんてIntelにすれば、どうってことないだろう。 そもそも、このIntelの元CEOは、OLPCのプロジェクトにAMDチップが採用されたことに怒っていたのだ。 まあ、ネグロポンテ氏も相手がこのくらいのいやがらせをするだろうということは、わかっていたはずで、とりあえず「怒って見せた」のではないだろうか。 このClassmatePCは、どう見ても子供向けの商品を作れと指示したのがありありとわかる見た目である。 どうして、OLPCがアドホックモードも無線を重要視しているのか、なぜ、たたんだ時の密閉性を高めているのかなどIntelの技術者は知る由もないだろう。 モバイルULB900なんて、安いのをつけたものである。 「学校鞄みたいな取っ手をつけろ」 「重さはOLPC以下にしろ」 「OSはWinだが一応Linuxも書いておけ」 「802.11gがあれば用は足りる」 顔は見たことがないが、想像できる。 いまさら人間は変われないよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2007 04:23:16 PM
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