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カテゴリ:漫画・コミックス
「サロゲート」のあらすじを知って驚きました!
原作はアメコミらしいですが、 もろに、諸星大二郎の「夢みる機械」(1974年)ではありませんか! CMの「町の通行人が全員倒れるシーン」なんて特に同じイメージです! ★アメリカの初版ポスター!★[映画ポスター] サロゲート (SURROGATES) [B-DS] ★枚数限定・両面印刷★[初版・映画ポスター] サロゲート SURROGATES (ブルース・ウィリス) [DS] みんなはブルース・ウィルスの髪型に笑っちゃうとかありえないとか(確かに)、 アイディアの一部が「アバター」にかぶってるとか言ってますが、 それより「夢みる機械」に話全体がそっくりです。 昔、子供のころ、床屋にあった「週刊少年ジャンプ」ではじめて読んで、見事にトラウマになった名作です! 話も絵柄も、怖くて、奇妙で…。 ちなみにもう1本のトラウマ作品も、同じく諸星先生の「生物都市」です!(第7回手塚賞入選) 2本とも大好きです。 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ ▽▽▽以下、漫画のあらすじ、結末、ネタばれです。▽▽▽ ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 表紙 タイトル(中表紙) 少年はある日、毎日に手ごたえがなく、周囲の人の動きがおかしいことに気づく。 なにやら、うちにも修理屋が毎日やってくる。 そういえば、母も父も担任の先生もなにかおかしい。 あるとき、階段から転げ落ちた母親が、ばらばらになった! 何と精巧な本人にそっくりのロボットだったのだ! 母も父も先生も、いや大人だけではなく、周りはみんな人間そっくりの機械に入れ替わっているではないか! そして、新宿地下街の「新宿の目」の奥にある怪しげな会社で、真相にたどり着く。 そう、機械に自分を身代わりをさせておいて、人間は夢の世界で遊んでいるのだ。 (今も健在!「新宿の目」↓前を通るたびにこの漫画を思い出す。) 少年は、その会社の社員たちを倒し、制御コンピュータを壊し、地上に出た。 (コンピュータは10分後には自動修復する。) すると新宿の街の人々は皆、停止していた。 人間は一人もいなかったのだ。 それでも人を探してさまよう少年は知っていた。 10分後には、また退屈な毎日が始まることを・・・。 ね、そっくりでしょう? 「マトリックス」や「トータルリコール」も入ってますが。 (厳密に言うと、「サロゲート」と逆かも知れませんね。) 他の作品も、問題作ばかり。 著者があとがきで述べているように、作品発表時よりも、現代のほうがより問題は深刻化しています。 夢みる機械 夢みる機械 (ジャンプスーパーコミックス) 諸星 大二郎 (1993/8) 収録作品: ・商社の赤い花 ・食事の時間 ・夢みる機械 ・猫パニック ・地下鉄を降りて… ・遠い国から ・感情のある風景 ・地獄の戦士 (1974~1981年発表) ------------------------------------- 以下、異能の漫画家の自選集2冊。 この独特の世界は必読!! 彼方より―諸星大二郎自選短編集 (集英社文庫―コミック版) 諸星 大二郎 (文庫 - 2004/11) ※1974年第7回手塚賞入選作『生物都市』収録。 汝、神になれ鬼になれ―諸星大二郎自選短編集 (集英社文庫―コミック版) 諸星 大二郎 (文庫 - 2004/11) 映画「奇談」の原作「生命の木」収録。 ☆ 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、【1日1クリック】投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.26 08:56:10
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