|
最近ジャンヌをよく見るような感じがすると思ったら、
2009年11月・10時間の「ヘンリー六世」でソニン・ジャンヌ、 2010年3月・蜷川圧縮版「ヘンリー六世」では大竹しのぶ・ジャンヌ、 と続いたためですね。 さて、堀北真希さん初舞台、初座長でこの大プロジェクト。 神の声に一直線、勢いのある連戦連勝の時から、 声が聞こえなくなり仲間も失い不安の時、 そして新たに信念を見出し立ち向かう姿、 堂々とした演技にオーラが出てました。 ジャンヌとはいかないまでも、かなりの強烈なプレッシャーの中、 見事な東京千秋楽でした。 感心、感激しました。 (こんなに良かった芝居でも平気でipod?iPhone?で撮影してる 馬鹿なイイ大人がいて残念。ぶち壊しでした。) 豪華な競演陣の中では、普段テレビで見る役柄とは正反対な 歴戦の老傭兵を演じた田山涼成さんが良かったですね。 普段は難解なイメージの白井晃さんもさすがにベテランで、 今回は見事にスペクタクル大作に仕上げられていました。 普段は客席の部分を、前から10列位?潰して舞台をせりださせ、 総勢100人のエキストラによる大合戦の迫力は満点。 (公開前のトーク番組で白井さんは「1000人の兵士を舞台に乗せたい」 …くらいのイメージってネタばれっぽく言ってたのをうっかり 観てしまいました) 【↓当日券は抽選!】 「軍勢」がまさに蛇のように「流れ」としてうねる様は 凄かった。初めてです。 これで大きな事故なく怪我人なく公演が続けられるなんて 本当に信じられないほどです。 (上杉祥三さんの殺陣は少しスローでしたが^^;) 音楽も厳かでぴったり。 ジャンヌ連勝の奇跡にも「客観的な裏付け」があったり ジャンヌとシャルルの関係の独自の設定なども面白い。 終盤で色々ありそうになるけれど、安易な結末に流れずに ジャンヌが自らの強い意志で立ち向かうのも良かった。 非常に充実した舞台だったと思います。 【↓座席がこんな感じに!】 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 原作:佐藤賢一 脚本:中島かずき 演出:白井晃 出演: 堀北真希 石黒英雄 山口馬木也 柴本幸 塩谷瞬 高杉真宙 上杉祥三 春海四方 田山涼成 六平直政 浅野温子 西岡徳馬 伊藤英明 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【↓赤坂ACTシアター観客動員数100万人突破】 【↓メリクリ】 ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.31 23:55:08
コメント(0) | コメントを書く
[演劇(観劇レビュー・劇場看板・CD・DVD)] カテゴリの最新記事
|
|