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いわぴいのドラマ日記

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December 31, 2005
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カテゴリ:ドラマ
 大奥本編のほうはどろどろした愛憎劇でしたが、スペシャルは本当に悲しい物語でした。登場人物みんなが悲しみを抱えていたような気がしました。桂昌院だけは初めから悲しみとは別のところにいたような感じでしたが・・・。安子が最後に言っていたように「もっと早く分かり合えたなら、なくさなくてもよい命があったのに・・・」という気持ちにさせられた話でしたね。

 それにしても里久の人生は一体なんだったんでしょうか?愛した柳沢と結ばれることは藩主のわがままで許されず、しかも何とか気持ちを割り切ってお城に入ることを決意した矢先に今度は藩主の母のわがままによって「災い」として処理され、殺されてしまったんですから・・・。綱吉にさえ会わなければ彼女にはもっと自由な人生が待っていたことでしょう。そして、最愛の人を目の前で殺されてしまった柳沢吉保の気持ちを思うと本当にやり切れません。特に、自害しようとするのを思いとどまらせて城へ送り出そうとするときの出来事だっただけに彼の悲しみはよりいっそう深かったでしょうね。

 その後の綱吉のことについての対応の仕方には吉保ではなくてもとても腹が立つでしょうね。自分が一生忘れないことを忘れられていると思うときっと夜も眠れないくらい悔しい思いをしていたんじゃないかと想像出来ます。人の命を軽く見られていると思って吉保が手の込んだ復讐劇を考え出すのももっともでしたよね。綱吉なりの優しさだったのかもしれませんが、結果的に火に油を注ぐことになってしまったんでしょうね。

 一方で信子とお伝のエピソードもそれぞれに辛さを抱えていましたよね。特に御台所・信子様は本当に義母にもつくそうとするかわいらしいお嬢さんのような感じがしました。そう演じた藤原紀香の演技力もなかなかのものだったと思いますが・・・。単純に公家の姫様をお迎えしたことで、引け目を感じていた桂昌院の意地悪が彼女を屈折させる原因だったような気がします。一生懸命つくそうとしていることを桂昌院がわかってあげれば、きっと状況は変わったんでしょうね。

 その桂昌院の意地悪に利用されたのがお伝だったわけですよね。ただ、貧乏のどん底にあえいでいたお伝にとっては渡りに船の話だったので、わらにもすがる思いだったことは容易に想像出来ます。どうにかして現状を打破したいと思っていた彼女にとってはどんなことであろうとしがみつきたいという気持ちだったんでしょうね。ただ、そんな中でも桂昌院の策略に乗らずに信子とも意思の疎通を図ることが出来れば、大奥の争いというのはきっと無かったんだろうなあと感じてしまいました。ただ、奥に上がる前のお伝のほうがやっぱり生き生きとしていましたよね。

 「大奥は女の墓場」なんていわれ方をしていましたが、権力者に見初められてしまう女性たちが墓場なのかもしれませんね。実際綱吉が館林城主だったころの出来事ですし、立場の弱いものには生きにくい時代だったんでしょうね。今のように立場が逆転することはありえない時代だっただけに、吉保がそれを乗り越えようとする気持ちがよく伝わってきました。今際の際まで里久のことを思い続けた彼の気持ちは常に後悔の連続だったんでしょうか?だからこそ、息子には里久の一字を取って「吉里」と名づけたのかもしれませんね。

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最終更新日  December 31, 2005 04:28:43 PM
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