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いわぴいのドラマ日記

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February 24, 2006
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カテゴリ:ドラマ
 またしても聖也の言葉が胸に響きました。「ロミオは一週間くらい店を開けなくてもつぶれない。俺たちはそれだけ努力をしている。お前たちはどうだ?」と静かに揚羽に啖呵を切る姿には、素直に感動してしまいました。そういうロミオのホストだからこそ、遼介もレミとの間にあれだけの信頼関係かもしれませんね。

 レミの残された時間が本当にわずかになってしまいました。それでも、自分の会社を守ろうと必死になっている岡崎はレミをどうしても口説き落とすために、ロミオへの攻撃の手を緩めることをしませんでした。それどころか、レミが最後の力を振り絞って成功させようとしているファッションショーでさえつぶしにかかるところは、それこそ悪魔のように思えました。1000人の社員を束ねるともなると、どんな手でも使ってしまうものなんだろうと半ば哀れにすら思えてきましたねぇ・・・。

 だからこそ、レミの独白を聞いたときにはちょっと驚きを隠せませんでした。まさか奥さんから、岡崎から身を引くように言われていたとは・・・。岡崎もきっと同じ気持ちだったでしょうね。自分を裏切って成功を手に入れた女だと思い込んでいただけに、彼のショックは相当なものだったのではないでしょうか?「お金も地位も名誉も要らなかった・・・」というレミの本心を聞いたときに、自分がどれだけ彼女にひどいことをしたのか、その罪の大きさに気づいたんでしょうね。レミブランドを永遠に引き継ぐことを決めたのは、彼のせめてもの償いということになるんでしょう。岡崎にとっては一挙両得のような気もしましたが・・・。

 ショーが終わって倒れたレミが、自分の部屋で最期を迎えたかったと言うのはなんとなくわかるような気がします。医者に囲まれて最後までよそ行きの顔をするよりも、心のよりどころになる遼介とゆっくりと語り合いながら逝きたかったんでしょうね・・・。そして、遼介はその思いに十分に応えることが出来たんじゃないでしょうか?確かにレミが生きているうちにナンバーワンになることは出来ませんでしたが、レミの支えになり、来るお客様を幸せにしていく姿はレミにとっても理想の姿だったような気がします。洋服を作ることで女性を幸せにしようとした彼女の夢を遼介がホストになって受け継いでいくと言うのもなんだかロマンチックな話ですよね。ひょっとしたら、彼女が思い描く理想は彼女を見守り続けたオーナーの矢島の姿だったのかもしれませんね・・・。

 その矢島もレミが亡くなってしまったことでかなりダメージを受けたようですが、遼介を立ち直らせることで自分を取り戻したようですね。レミが生涯で唯一作り上げたレミブランドのメンズスーツを着こなしで復活した遼介が、これからどんな形で聖也に挑んでいくのか、すごく楽しみですね。レミを支えた男として、大きな置き土産をもらった彼の活躍をこれからも見逃すことは出来なくなりそうです。

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最終更新日  February 24, 2006 11:29:58 PM
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