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いわぴいのドラマ日記

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March 12, 2006
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カテゴリ:ドラマ
 あれだけ一豊のことだけを考えてきた千代だけに、小りんのことを聞かされたショックはあまりにも大きかったですよねぇ・・・。先週も書きましたが、あんなにバカ正直に言わなくてもいいのに・・・。相手の女のことを問い詰めるときの千代の矛盾した感情がよくわかりました。それにしても、駄々っ子のように泣きじゃくる千代の姿はやっぱりかわいらしい新妻って感じでしたね。実際、結婚してからどれくらい立ってるんでしょう?美濃攻めから姉川の合戦ですから結構時間は経ってるはずなんですよね・・・。

 「千代の顔を見ていたら黙っていられなくなった・・・」と言い訳する一豊をたしなめる新右衛門と吉兵衛のやり取りも笑えましたね。特に吉兵衛はいつもの説教オヤジらしく「何でそんなことする?」という表情がありありと見て取れたのでよかったですねぇ。黙っていれば丸く収まる話なんですから、家来二人があきれ果てるのももっともな話です。それでも、何事もなかったように普通に振舞えと言うのは大人の知恵なんでしょうか?

 千代はすごく悩んでましたよね。寧々にまで相談しに行ったり、果ては不破の実家に帰ってしまったり・・・。ただ、時代のせいもあるんでしょうがみんながみんな「そんなことで怒ってどうする?」というような対応だったのは驚きでしたね。不破の伯父さんが「それよりも戦で命を落とすほうが一大事」というのも一理ありましたが、愛情が冷めてしまったらそんなことはどうでもよくなってしまうような気がしたんですが・・・。それだけに、「本当に憎かったらかえっていらっしゃい」と言ってくれた伯母さんの優しさがありがたかったですね。

 ただ、そんな千代の悩みとは関係なくまた新たな戦が始まってしまいました。プライベートでどんな悩み事があっても毎日仕事に追われるのはいつの時代も変わらないことなんですよね。陣ぶれを聞いて、あわてて実家から駆けつけたものの一豊の出立に間に合わなかったことが不吉な出来事の始まりになってしまいました。両軍合わせて大量の死傷者を出したことで有名な姉川の合戦で行方不明になってしまったことで、生存はほぼ絶望的な状況でしたよね。戦から戻って出世していたら、千代を迎えにいこうと思っていた一豊の決意が空回りしてしまったんでしょうね。

 見送ることが出来なくて、一豊が命を落としたと思い込んでいた千代の落胆振りがなんとも言えずかわいそうでしたね。今回、千代は何も悪くないはずなんですが・・・。それでも、戦を憎み尼僧になろうとまで決意した彼女の一豊への愛は本物だなあと感じました。死のうとしていた新右衛門といい、一豊は本当に周りの人に恵まれてますよね。

 千代への思いだけで、最後の最後で戻ってきた一豊の姿を見たときには、ちょっと出来すぎかなと思ってしまいました・・・。それでも、千代が一豊のことを思うのと同じように、一豊が千代のことを思っていたのはなんだかうれしかったですね。千代しか愛せない一豊は英雄ではないかもしれませんが、それでも千代にとってだけはヒーローだったんでしょうね。

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最終更新日  March 12, 2006 10:55:57 PM
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