いわぴいのドラマ日記

　なぜ落合が刺されていたんでしょう？訳がわかりません。というか、いろいろな線が考えられますよね。自作自演で実は生きているとか、タイミングよく駆けつけた新庄が実は鬼神だとか、官僚まで裏で手が回っているところを見ると実は井上和香が鬼神かもしれませんし・・・。千葉さくらの更迭によって竹虎が絶体絶命のピンチであり続けることには、いっこうに変わりはないんですけどね。

　いくら潜入捜査にしてもまさか本当に脱獄までやってしまうとは思いませんでした。千葉係長の更迭を知らなかっただけに、竹虎にとっては結果的には都合が良かったわけですが、モラルとしてどうなんでしょう？落合に近づくためにやったことですから、仕方がなかったかもしれないですけどね。正直新庄に追い詰められたときには、もう手も足も出ない状態じゃないかと心配しました。小次郎の手助けがなかったら、今頃は白豚が嫌いなはずのブタ箱行きになってたかもしれないですよね。と言っても小次郎さんがやったことは「公務執行妨害」ですから、良いこの皆さんは真似しないでくださいね。(笑)

　ただ、今まで落合がやっていた悪事というか裏の手引きの数々は全て伊能が考え出したというのは驚きでしたね。本牧高校で鬼神を名乗っていた彼が、自分がコピーだと言い出したときには伊能か落合が本物の鬼神なのかと疑ってしまいました。しかも収監された８年前から考え続けていたというのだから驚きです。人間ってどこまでも自分の気持ちに執着できてしまうものなんですね。

　それにしてもつくづく落合はかわいそうな人間だなと思わされましたね。刑務所の中で見つけたはずの友達にも、計画がばれることを恐れて裏切られたわけですから。一ヶ月間の懲罰房での生活を完璧に耐え切ったほどの精神力を持った落合なら、その精神力を復習という別の方向に向けてしまうのも無理はないですね。少しだけ角度を変えれば、もっとすごいことが出来たかもしれないと思うとすごく残念です。

　そこのところを考えると、竹虎の精神力はやっぱりすごいものがありますね。父親の死を目の当たりにした後、立派に更正して刑事になり、今回のような命の危険にさらされても、まっすぐな道を押し通すことが出来るようになったんですから。伊能に真剣で追い詰められたときも変わらない強さを最後まで持ち続けてほしいですね。眠り続けている白豚のためにも・・・。竹虎を思って「チームシバトラ」をパスワードにしていた彼のためにも、真犯人が誰なのか、最終回息を飲んで見守り続けたいと思います。ただ、白豚は環ちゃんのために起き上がるんでしょうけどね・・・。(笑)

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