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いわぴいのドラマ日記

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September 28, 2008
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カテゴリ:ドラマ
 瑛太の最後の演技が良かった~。見ているこちらに薩摩を守ることが出来なかった帯刀の無念さがビンビン伝わってきましたね。自分の大切なものを守ることの出来ない悔しさというのはどういう気持ちなのか、あらためて考えさせられてしまいました。このときの悔しさが後の名宰相・小松帯刀を作り上げていくことになったのでしょうか。

 今回はどこもかしこもすべてがうまく行かないことだらけでしたね。天璋院と和宮の亀裂を完全なものにしてしまった事件でもある家茂の上洛も、都へは無事に到着したものの、本来の目的を果たすことが出来ませんでした。すなわち「攘夷は無理である」ということを伝えることが出来なかったわけなんですよね。

 このときの家茂の気持ちを思うと、本当にやりきれない気分になります。仮に孝明天皇と家茂の二人だけで話をすることが出来たならば、腹を割って攘夷が不可能であることを伝えることが出来たかもしれません。しかし、今回のお役目は公のことということもあり、当然に朝廷の公式の席で、魑魅魍魎のような公家たちも含めて伝えなければならなかったところに、家茂の立場の難しさがあったような気がします。攘夷について口を開いた後の、公家たちの冷ややかな目にさらされた家茂の心労はいかばかりだったかと思います。過労で寝込んでしまうのも無理からぬことだったでしょうね。腹が立ったのは一橋慶喜の非協力的な態度でした。

 江戸でも家茂が寝込んでしまったことについて、天璋院と和宮がそれぞれ心を痛めていましたね。ただ、今回はやはり和宮の気持ちのほうに味方したい気分になりましたね。大坂にとどめられていた家茂を返してもらうように連絡してほしいと願い出たものを拒否したのにも、「誰のせいで病気になったと思ってるんだ!」と言い放ったのにも、それぞれ筋が通った理由がありましたから・・・。最近の天璋院は家茂が素直なのをいいことに、自分が裏の将軍になったような感じが見受けられるような気もしてしまいました。すべては、時代と彼女の好奇心の問題だったのかもしれませんが・・・。勝海舟を家茂に謁見させたのだけは、天璋院の手柄だったと思いますけどね。

 そんな天璋院を完全に苦しめる出来事が起こったのは、そのすぐあとでしたね。攘夷の実行を5月10日に約束させられた家茂でしたが、結局行うことが出来ずに、尊王の家系である長州藩が見事に劇はされた後、生麦事件の報復で薩摩の錦江湾にイギリスの軍艦が現れ、鹿児島の町を砲撃で見事に破壊し尽くして行ったのです。神風ではありませんが、最終的に燃料切れでイギリスは帰っていくことになりましたが、冒頭で書いたように帯刀の気持ちを思うとやり切れません。お近さんとの夫婦の絆が強まったことだけが唯一の救いだった気がします。

 攘夷が不可能なことが、外国の力によって示されるという事態になったことは、本当に皮肉な話でした。何とか無事に帰還した家茂と和宮が離れていたことでより夫婦として寄り添っていく姿は見ていて気持ちよかったですが、政情は二人の気持ちとは裏腹に動いていくことになります。来週は一体どうなっていくのか?また見逃せないですね。

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最終更新日  September 29, 2008 02:01:13 PM
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