カテゴリ:ドラマ
「あいつらは本気で生きてますから!」という小旗が島子に言い放った言葉を聞いてグサッときました。メラミンや粗悪品問題で揺れる中国製品ですが、われわれ日本人は彼らほど真剣に生きているでしょうか?なんだか、幕末から高度成長期にかけて日本人が培ってきたもののお株を研修に来た彼女たちに奪われたような気がしてしまいました。
経費削減が大きく叫ばれることになった昨今ですが、総務課の仕事はなくならないといわれてきました。ほんの少しの間ですが総務にかかわった僕でも機密事項に触れることが多かったため、アウトソーシングは出来ないだろうなあと思っていたのですが・・・。このドラマではついにその禁断の果実に手をつけようというわけでしたよね。後でわかることですが、自分の仕事をなくすために中国に視察に出かけていた島子には本当に気の毒でした。 ただ、イメージどおりというか何というか国際差別かもしれませんが、のっけから中国って胡散臭かったですよね。バッタもんをかわされて返品はできないし、怪しいカンフー集団は現れるし。 そんな国に仕事をアウトソーシングするなんて考えるほうがどうかしてるという、総務課の面々の気持ちもよくわかります。あの会社の総務部は本当に働いてないようでしたが・・・。現実は総務ってめちゃくちゃ忙しいんですよ。特に小粒な会社は大体人事もかねているので、外回りもないのに残業に次ぐ残業でとてもあんなのんきに仕事なんてしてらんないですよ。簡単な打ち込みや発注なら本当にアウトソーシングしたいくらいです! という現実を理解して、コスト面での比較をした結果、役員は中国へのアウトソーシングを決定したんでしょうね。ただ、言葉がわからないのに電話に出たり、教わる立場の癖にえらそうにしてみたり、文化の違いかもしれませんが腹が立つことは本当に多かったです。農村出身の張さんはおとなしかったので良かったですが・・・。彼女のたった3ヶ月で身につけたスキルが島子よりすごかったときには本当に驚きました。人間追い込まれると本当に頑張るものなんですね。 観月ありさが頼られるOL役というのがちょっと新鮮でした。「斉藤さん」のときにも物事をはっきり言う奥さんでしたが、こと仕事となるとどうしても「ナースのお仕事」的なおちゃらけのイメージがあったので・・・(恥)確実にこちらも大女優への道を歩んでいるようですね。 ストーリーも思ったほどハチャメチャではなさそうなので、しばらくは順調に見ることができそうです。次回はどんな感じで振り回されるのか、その辺も楽しみにしたいと思います。ついでですが、ひさしぶりに1日に4つも記事を書いて本当に疲れました・・・。 人気blogランキングへ 週刊ブログランキング TV Drama★Ranking 週刊ブログ王 ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。 ドラマ日記トップへ 斉藤さん DVD-BOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 8, 2008 11:51:33 PM
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