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ガーデニングで癒しのひととき

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2011年05月12日
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カテゴリ:GW2011
5月2日、GWの家族旅行2日目は日本海沿いの林道を東に進み、10時前に兵庫県香美町(旧香住町)に入った。引き続き山陰海岸ジオパークに指定されているところを陸から見学する。地質学的に貴重でおもしろいところがたくさんあるはずである。鋸岬を過ぎると道にはみ出した木の枝や落石はなくなり、少しほっとした。
伊笹岬に立つ余部埼灯台(御崎灯台)が見えてくるとすぐに駐車場に着いた。車は2、3台しかない。周辺は八重桜が満開である。
余部埼灯台
日本一高い所にある灯台らしい。周辺の木々の間から海岸が見えないかとうろうろしたが、黄砂がひどくてほとんど何も見えない。あきらめて余部駅へと向かった。
鉄橋は見たことがあるので立ち寄る予定ではなかったのだが、なぜか家族が急に鉄道ファンに変身し、駅へ行くと言い出した。余部鉄橋のたもとには数台止められるスペースがあるが、満車である。そのすぐ近くに止めて駅へと続く坂道を上る。一部階段になっているところもある。
道は途中で二手に分かれ、左側は鉄橋が見られるスポットに続いている。家族は駅へ向かう。鉄橋見たいんちゃうんか。
線路の脇にあるベンチには一人しかいない。時刻表を確認した家族は、列車が来るまで10分もあるとがっかりしている。列車を撮りたかったらしい。今までそんなん撮ったことないやん。いつから鉄道ファンになったんや。
引き返し、鉄橋を見に行く。無理やり周辺を少し削ったような狭いところだが、鉄橋の一部とコンクリートの新しい橋、海が見える。
余部鉄橋
この向こうが鎧の袖だが、やはり黄砂でかすんでよく見えない。車に戻ったのは10時半頃である。私からすれば20分のロスタイムなのだが、家族は満足したらしい。
10分後には鎧駅に着いた。駅を右に見る方向に車を止めると、正面の木造の建物の壁にたかのすの森遊歩道の方向を示す紙が貼られていた。線路と建物との間にスペースがあり、軽トラックが止まっている。ここに駐車して線路沿いの道を歩く。
遊歩道入口は道の左側にあった。コンクリートの急な坂道だが、木々が茂って日陰が多いので上りやすい。途中から緩やかな砂利道になった。入口から20分ほど歩いてたかのす展望台に着いた。
木造のやぐらのような展望台には小さいながらもベンチがある。一休みして海を眺める。
松ヶ崎百層崖は黄砂でかすんでいる。展望台から下りてなるべく海に近づいて撮影を試みる。なんとか見えるレベルだが、仕方がない。砂岩と泥岩とが重なり合ってきれいな地層を作っているのがぼんやり見える。
松ヶ崎百層崖
あまり展望はよくないらしいが、サワリ鼻展望所にも行ってみることにした。かなり急な下りで最後は階段になった。先に下りていた家族がわめく。
失敗やー、余部方向しか見えへん!
コンクリートの新しい橋と周辺の町並みが見えるだけらしい。展望所まであと少しだったのだが、ここで引き返す。遊歩道散策の所要時間は45分ほどだった。
さらに東に進み、香住の中心部近くまで来た。但馬松島が見えるはずだが、近くにあるはずのキャンプ場がわからない。海沿いの道を走っていると、駐車スペースと案内板が見えた。車は7、8台止まっている。とりあえずそこに止めて外に出ると、但馬松島の案内板があった。この辺りらしい。海を向いて立つと左側に島がいくつか見える。手前に見える大きいのが弁天島らしい。
弁天島
その向こうに小さな島が並び、陸地の先端がぽこっと盛り上がっている。この盛り上がった部分が但馬松島のようである。松が生えた小島には名前がないようだが、こちらのほうが絵になる。
但馬松島
海岸へ続く道を下って岩場に出た。きれいに縦に裂けたところをのぞきこむとなかなかおもしろい。
但馬松島周辺
道路に戻り、弁天島に向かって歩いて行く。なるほど、白い鳥居が見える。周辺全体の写真を撮って案内板のあるところへ戻る。
但馬松島
駐車スペースのほんの少し手前、海を向いて立つとすぐ左に化石漣痕の案内板があった。近いはずだがどこだろうとふと陸側を見ると、道を挟んで目の前に凸凹した岩肌があった。2000万年前の湖底の波跡の化石である。ちなみに、年代は現地の案内板ではなく、山陰海岸ジオパークのホームページの説明に従っている。ところどころ現地のものと年代が異なる説明があるが、測定誤差の範囲なのだろう。
化石漣痕
香住高校の近くにある足跡化石にも案内板があるはずである。海沿いの道を進むと、壁に香住高校艇庫と書かれた黄色っぽい建物があった。この東にあるというのだが、海を向いて立つと右側が東だと思い込んだために悲劇が起った。
建物の脇に車が数台止まっているので、そこに駐車して海岸に出る。海を向いて立つと右側とぶつぶつ言いながら眺めても案内板も岩場もなさそうである。枯れた葦のようなものが地面を覆っている上を歩いていると、右足が沈んで靴の中に海水が入って来てしまった。陸地ちゃうんけ!
慌てて右足をあげ、さてどうしたものかと考える。せや、右足沈む前に左足出したらええねん。
というわけで、家族と一緒に猛スピードで陸地に逃げ帰った。右足の裏はびしょびしょだが、履き替える靴がない。まあええわ。水虫の消毒になるかわからんし。
ここであきらめるわけにはいかない。香住高校艇庫の近くなのは間違いない。海を向いて立つと艇庫のすぐ左奥にコンクリートの部分があり、船や車が見える。そのさらに奥に看板のようなものがあった。これちゃうか。
近づくと、写真つきの案内板が立っていた。シカ、サイ、ゾウ、ツルのイラストで何の足跡化石かを示し、わかりやすく縁取りしてある。この案内板の左側(東)に足跡化石があるので、まずは案内図を手に入れて探してみようとある。左側って、海の方か。うん?海側が東やったんか!で、案内図ってどこでもろたらええの?
とりあえず、デジカメで案内板を撮影する。足跡の写真は全部で15もある。4分割して海沿いから探すことにした。海の方を見ると、16畳はあろうかという薄い灰色の平たい岩盤が突き出ており、高さ30cmほどの細長いコンクリートの足場のようなものが続いている。案内板の下の方に写っているのがそうらしい。なるほど、案内板の写真と足元とを見比べながら探せばええねんな。こいつは実に親切な案内板である。
海に近い方から岩の上を歩きまわって足跡化石を探す。すぐにわかると思ったのだが、ど素人にはこれがなかなか難しい。凸凹はどれもこれも足跡に見えてしまうのである。写真の岩盤の傷や色合いなどを参考にするとわかりやすいと気付いたときには、かなりの時間が経っていた。足跡の化石は直径10~15cmくらいの円におさまる大きさが多いような気がした。これも探すポイントの1つになるだろう。
自信を持って足跡化石だと言える写真はたったの2つ、情けない結果だが、我慢しよう。
シカ足跡化石 シカの足跡化石
サイ足跡化石 サイの足跡化石
気付けばもう12時40分である。昼食後、13時半頃に今子浦キャンプ場近くまでやってきた。駐車場は有料のはずだが、第二駐車場には車が数台しかなく、料金所も閉まっている。まだキャンプ場開きはしていないのだろうか。キャンプをするわけではないのでいいだろうと車を止めて海岸に向かう。
磯遊びをする人々でごった返しているかと思いきや、人っ子一人いない。とりあえず、かえる岩(かえる島)に向かって歩く。足元には千畳敷という平らな岩盤が広がっている。
千畳敷 千畳敷とかえる岩
かえる岩 かえる岩
岩の上を歩いてもかえる岩まで行くのは無理である。岩陰をのぞいてもすぐには生き物が見つからなかったので、砂浜まで引き返した。
海を向いて立つと右側の岩壁は但馬赤壁である。
但馬赤壁
左側には塔のような岩がそびえている。
今子浦周辺
大引の鼻展望台へ続く坂道を上る。右側に見える岩壁もなかなか迫力がある。ウッドデッキのような展望台からは大引洞門が見えるはずである。岩壁に穴のようなものが見えるが、これがそうらしい。
大引の鼻
よく見ると、黒島にも洞門らしきものがある。
黒島
磯遊びをしなかったので、駐車場に戻ってきたのは14時過ぎだった。これでかなり時間に余裕ができた。まだ東に行ける。
明日に続く。





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最終更新日  2011年05月12日 09時05分14秒
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