~世界遺産ユネスコに指定された町、ルーネンバーグの訪問~
今回は、前回の紅葉ドライブの目的地、ルーネンバーグでの滞在数時間のお話です。世界遺産ユネスコに指定されたのは、1995年。(そんなに昔のことではなかったんですね。)カナダの13もある世界遺産ユネスコ指定の中で、モントリオールのオールドタウンとこの町ルーネンバーグのふたつだけが、自然の景観でない遺産です。このルーネンバーグの町は、1753年の英国植民地時代に緻密に計画され建造された町で、250年以上を経た現在、この町区画には400もの建物が残され、色とりどりで、木造立ての建物の70%は、18~19世紀時代のまま残されているそうです。さらに詳しい情報は、英語版の世界遺産ユネスコ,ルーネンバーグのサイトをご覧下さい。さて、今回訪問4度目の私が、メインで訪れたのは、Fisheries Museum of the Atlantic(大西洋漁業歴史博物館)でした。3階建ての建物に2隻の船を展示し、しかも海鮮食材ふんだんに使ったメニューを扱うレストランも備えてあります。この画像は巨大なロブスターの展示ケース。カナダのダイムコイン(10セント)の片面にデザインされているブルノーズ船の模型。この博物館は、漁法の歴史、昔~現代漁船までの漁船の展示、魚の小さな水族館、鯨の情報館など、たっぷり3時間は楽しめる場所です。次に訪れたスポットは、こちら!ルーネンバーグ・アカデミー、確か1895年建築だったかと思います。現在も、現役の小学校です。こんな時代ある学校に通える子供たちは幸せだなあと思う私です。(なんだか昔の校舎が懐かしくなります。)ここを去る頃には、お腹も空いてきたので、ウォータフロントに連ねるレストランの中から、こちらのファミリータイプのレストランに決めました。この画像からも見える屋外のパティオの席に着き、注文したのは、飲み物に生ビールとコーラー。食事には、海鮮物たっぷりのクリーミーなチャウダーとクラム(ハマグリ)&チップスを注文しました。だれですか?チップスはどこ?なんて言ったのは!実は、この一言は、テーブルに届いたお皿を見た私の連れでした。次回は、このドライブ完結のお話です。