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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

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カタリナnote

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2006/06/26
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「聖杯の探求-キリストと神霊世界」
が印刷準備に入りました。刊行予定をずるずる繰り下げて
まいりましたが、ついに来月上旬には出来上がることにな
りました。
皆様どうぞよろしくお願いします m(__)m

さてこの『聖杯の探求』西川さんから翻訳原稿を頂い
たのが、去年の復活祭ごろ。
それから約1年、ひたすら読んでは、休み、瞑想し、
読んでは休み、ワーグナーを引っ張り出しし、聖杯って
なに?という自問自答が続きました。

まだ思考途中ですが、私が思うに、人間が浄化され、エ
ーテル体が匂い立つような香しさを伴って変容し、アス
トラル体が霊光を受けて輝き始める時、そこに聖杯が出
現するのでは・・?と。
そんなことを考えながら編集していました。

聖なる女性性に跪く騎士のイメージも伴いました。
しかし、ここまで女性性が日常的に踏みにじられる世の中
になってしまったとは・・・騎士なんてどこにいるのだ!
スパムメールのエロエロメッセージにも、日々の犯罪速報
にも、性の浄化、性の聖性は望みようもなく、汚され壊され
する神聖さの百花繚乱。どうみたってこりゃあ悪魔の所業です。

私が言いたいのは女性の権利ということではなく、女性で
あることの神聖さに、犯罪者たちよ気づけよということです。
たしかナルニア国物語のC.S.ルイスが書いていましたが、
どのように(マッチョな)男性であれ、キリストの御前に
おいては並べて女性的といえるのだと。

性別問わず、人間の魂は深化すればするほど聖なる女性性に
向かうのではないでしょうか?
セクシャルマイノリティーの方々の繊細さは、ある種将来の
先取りなのでは・・・?

まあまだまだ、模索は続きます。模索の続きを書きたいです。

下記は目次、そして冒頭の辞です。

人智学によるキリスト認識  
キリスト精神は宗教を超える  
聖杯の探求-キリストと神霊世界   
  1 グノーシス     
  2 女予言者たち    
  3 ナタン系イエス    
  4 ユダヤ民族    
  5 聖杯の騎士パルツィヴァル     
  6 天空の聖杯   
解説・あとがき~西川隆範  
  聖杯伝説         
  シュタイナー人智学における聖杯 
  シュタイナーのキリスト観         
  人類史  
  神霊世界        
 「聖杯の探求 -キリストと神霊世界」について
  

****

 シュタイナーは、キリストが「東洋の地下で活動する」、
聖杯が「地球のあらゆる
神々を照らす」と、この講義で述べています。
東洋文化・日本文化の深みに目を向ければ、そこにも、あら
ゆる宗教を超えるキリスト精神の働きを見ることができます。
 東洋では、聖杯は蓮華上の宝珠、蓮華上の日輪として、
霊光を発し続けています。  (訳者あとがきより)






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Last updated  2006/06/29 08:15:31 AM



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