ルーブル美術館の広場でスリにあった。
世間では映画「ダ・ヴィンチコード」が上映中。以前、ルーブル美術館を訪問したときの事を思い出した。入館前、広場できょろきょろしていたら、母親らしき女性と汚い服をきた小さい女の子が目の前に来た。私は肩掛けバッグをおなかのところに当てて下げていた。そこへ、女の子が持っていた新聞紙を上からかぶせたんで、くれるのかなあ??と思った。そしたら、すぐに新聞の下でごそごそしたんで、新聞をどけると女の子がバッグのカバーを開けようとしていた。まあ、ずいぶん原始的だと思い、あっちへ行けと日本語で言った。まあ、僕だって「ごますり」と言うすりの端くれ、ピンときたね~。見るからに汚い、貧乏のせいなのだ。それからモナリザを始め、絵画や彫刻を見て回った。モナリザの前は2列でいっぱい並んでいた。