
握り文鳥化した二チィ
まだ小娘の分際で、「キャン・キャン」とオスを求めた鳴き声を発していた二チィだが、時はオスもおとなしくなる換羽の季節であり、さらに、本命のノコリ(実父)の周囲は、悋気旺盛な妻、それも換羽中でいら立っているトミが目を光らせており、近づけなくなってしまった。
結果、飼い主で我慢することにしたらしく、握り文鳥となった。・・・補欠でも予備でも控えでも、飼い主は嬉しい。ただ、手をめぐって、毎晩、婿候補のサカ坊と蹴っ飛ばし合いのケンカになってしまっているので、これが今後のペアリングの支障になってしまうかもしれない。
・・・いろいろ悩ましい。でも、握り文鳥がいるのは、やはり嬉しい。
気が立っているトミ


ゆっくり換羽中のサカ坊
サカ坊も換羽だ。すでに尾羽は終了し、頭などジワジワと生え変わっている。この文鳥、昨年の11月に購入した際には、季節外れの換羽中だったので、今回の換羽は軽微に済むかもしれない。
文鳥の換羽というのは、同じ個体でも、毎年同じように換羽するとは限らない。全面的に生え変わるときもあれば、そうとは思えない年もあるのだ。ただ、尾羽が生え変わらないことはないようだ。これは、おそらく尾羽が最も汚れたり傷ついたりしやすいからだろう。
また、尾羽はとても抜けやすくなっている。誤って尾羽を踏んだりすると、ごっそり全部が、あっけなく抜けて、そのまま飛び去ったりする。これは、たぶんヘビなどの外敵に襲われた際、噛み付かれても逃げられる、つまり、トカゲのしっぽのような役割なのだろうと思う。羽の付け根を抑えている筋肉が収縮するのか拡張するのかは知らないが、緊張すると羽が抜けるようになってわけだ。うまく出来ているものである。

晩柑を食すキュー様
今年は換羽の進行がスムーズのように思える。理由はたぶん無い。たまたまだろう。
飛べない鳥となってしまったキュー様だが、換羽で気が立つらしく、いつも以上にガルガル怒鳴り散らして元気だ。一方、半年年長のハルは、ずっとおとなしいが、昨年のように換羽で飛べなくなって、そのショックで呆然となるようなことはない。
キュー様の末娘、雑種強勢のクリも換羽。残念ながら、完全な「オッポナ」状態にはならなかったが、現在、尾羽が短い状態だ。この文鳥は、換羽でも態度に変化はない。食欲旺盛で、顔も態度もデカい。育雛を経験したら、少しおしとやかになるだろうか。興味深いところではある。
