ヨルダン(その7)
前の日記、ヨルダン(その6)はこちら。ケンピンスキー・イシュタールには2008年5月(だっけ?)に出来たばかりの、とても大きなスパ(Anantara Spaという名前)専用の建物が建っております。死海の水セラピー、死海の泥パック、死海の塩を使ったスクラブなど豊富なメニュー(なぜか指圧もあった)と腕のいいスタッフがそろっていることで有名らしいと聞いておりました。何日間か泊まりこんで全身をケアしてもらうコースもあるそうです(専用の宿泊部屋まであり!)。ネット上にスパメニューがありました(こちら、pdfファイルです)。私がやってもらった時とメニュー内容が変わっています。高いからやらなくていいやと思っていたのですが・・・私が死海に入れなかったのはかわいそうだからと、ダンナが急きょ「やってみればー?」ハハーッ、ありがたく行かさせていただきまするm(_ _)m やったーー 感謝感謝人気があるので予約でいっぱいかも・・・ダメもとでスパに電話を入れてみたら何と空いてました私がやってもらったのは「死海コース」。確か2時間半くらいかかりました。フラワーフットバスで気分をほぐして、スチームサウナで全身の皮膚をふやかし、死海の塩で垢落とし(マッサージも兼ねてたか?)、シャワーで塩分と汚れを流してから今度は全身泥パック(頭・顔以外)、しばらく置いて泥を洗い流してゆ~ったりとしたアロママッサージ、という具合。受付に行ったら受付のお姉さんに:サワディーカー?(タイ語で’こんにちは’)なぜかタイ語であいさつされちゃいました(私そんなに日本人離れしてたんかな)。微妙に凹みましたがすぐにジンジャーティーが出てきてほっと一息、カウンセリング用紙に身長・体重・年齢・既往症などを書き込みましたすぐに個室に案内され、担当セラピストの女性と顔合わせ。タイ人でしたね。ヨルダン人女性がセラピストなわけないよな~とは薄々思ってましたが。更衣室&シャワー室が一体になった一角でさっそく着替えました。用意されていた紙パンツ(ふんどし型で笑った)をはいて、上からバスローブを羽織ります。椅子に座ってトロピカルなお花がぬるま湯に浮かべられたタライ(?)に両足を入れるとお姉さんが足を柔らか~くモミモミしてくれます。ほのかにいい匂いもします。ほえぇぇぇ~くすぐったいような気持ちいいような。次のミストサウナは初体験でした。小さなシャワー室に椅子が置いてあって、湯気がモウモウとたちこめています。中に入るともぉぉーん!!と熱くて、周りはよく見えないわ(当然^^;)息を吸うのがちょっと辛いわ、すごい汗の量で焦りましたでもあらかじめミネラルウォーターが用意されていたし、「具合が悪くなりそうだったり暑くて苦しい時はちょっとシャワー室から出ていいですからね」と言われていたので無理せずにちょっと出ては水分補給しておりました。ヘロヘロになった頃にセラピストさんに呼ばれ、ベッドの上でうつぶせになりました。横になったとたん、もー眠くて眠くてジョリジョリーっと粗塩みたいな死海の塩で足・腕・背中とこすられながら、気分はすっかり塩をすりこまれているチャーシュー状態あたしは食べものか^^;あおむけになってジョリジョリーっ、気持ちいい~ぼーっとしてたら「シャワーで流してきて下さい」我にかえって先ほどモウモウだったシャワー室へ。湯気も冷めて普通のシャワー室になっていました。再びベッドでうつ伏せになると「泥を塗っていきますよ~」朝ビーチで塗った時と同じ感覚のひんやりした泥がまんべんなく(笑)塗られていきます。そろーっとあおむけになると顔にタオルをかけられ、またぬりぬり。顔以外の全身泥だらけになると、巨大なサランラップ(?)のようなものをかけられました。「しばらくこのままで、パックをしますね」ラップをされているせいかあったかくて・・・眠っちゃいましたどれくらい経ったのか、べラーッとラップがはがされる音で目が覚めて、またシャワーへ。おお~~ つるっつる~~感激です朝海辺で塗った泥と、スパで塗られた泥とでは色が違いました。ビーチの方が黒くて、スパの方は少し緑色がかっていましたね(どう違うんだろ??)。最後のアロマオイルマッサージではとろけておりました~かすかに音楽が聞こえていて、暑くも寒くもなく、あちこちゆるみっぱなしぼーっ、ほわ~っとした感じで終了。着替えて受付に行くと長椅子が8つくらいある広い部屋に案内され、ハーブティーをいただきながら雑誌なぞ読んでリラックスタイム高いだけのことはあるのねぇ・・・至福の時間でした ありがとう、ダンナ外に出るとすっかり暗くなっていました。スパの建物を死海側から見た様子です。大きいなぁー ・・・・つづきます。