●1000の献立、どこまで作れる!?
先日『DS献立全集』なるものが出たそうな。 前の『しゃべる!DS料理ナビ』の時に、与太で「例えば『小林カツ代』プロデュース版」とか、「はなまるマーケット視聴者公募レシピ集」とかシリーズで出したら買う価値有りかも」なんて言っていたら、本気でオレンジページ増刊号特集版が出てしまったようなものである。 ヒョウタンからコマ。ていうか、迂闊な事は口に出来ない。 さすがは50万台超えソフトの影響力だな~としみじみ。(※ただ、ここ↑のサイトの集計は、雑誌かどこかの販売台数が発表されている範囲のみを集計対象にしていると推察されるので、CMが出てなくて認知度の低くランクインしてなかった販売初週あたりの本数がカウントされてないんじゃないかと考えると、既に60万本くらいは行っているんじゃないかと思われます。念のため) 収録レシピ数1,000(参考までに、いわゆる「365日」系レシピ本の値段が大体1,500円前後くらい)、3品までの料理の手順を同時進行で音声ナビ、栄養素チェックから、からだと心の状態からのレシピチョイス機能(迷った時には心理テストも)、家族のレシピ評価保存可能、カレンダー機能に手持ち食材&NG食材の登録可能、と、前作+αの機能が充実。着実な進化を遂げているのはさすがだなーと思う。 さらに買い物メモが作れたり(ついでに「クリーニングに行く」等の独自メモ追加も可能)、Wi-Fi通信を経由してお買い物お願いメールが送れたりという、現代のライフスタイルに即した便利機能まで追加されてしまった。 Wi-Fi通信は、Wii経由で行えるように整備が進められていたハズだから(今はまだ出来ないんだっけか?)、Wiiのネット環境がセッティングされてスタンバイ状態になっていれば、いちいちPC立ち上げなくてもネットに繋げますよ、という「お母さん、アナタの便利の為にWii買いませんかゲッヘッヘ」戦法がバッチリ出ていて、なかなかにあざとい。 しかも、冷蔵庫に取り付け可能なマグネットスタンドまで同日販売開始だもんなー。 ここまで来ると、商魂たくましいというか、すごい本腰入れてんなー、と呆気にとられるばかりだったり。 任天堂が出してるんじゃないけど、防水シートは既に発売されてるしね。 料理本なんて、どれだけレシピが載っていても、実際に自分が扱えるレシピなんて実はそんなに多くなかったりはするんだよね。でも、それなりに味付けのバリエーションとか多く知っておいた方が自分の料理の引き出しが広くなる。作るのが実際にそのメニューでなくても、別の食材を使った時など「あのメニューでこんな事やってたから、このメニューでも試してみようか」っていう考え方は、やっぱりどこかで生きていく。レシピを増やすって事はそういうことなんじゃないかな。 そう考えると、1,000のレシピが使い勝手もよくカスタマイズ出来る形で、しかも安価に手に入るって、すごいありがたいことだなーと思ったりする。 そういや「ユビキタスコンピューティング」って言葉が出始めた時、PC搭載で中身の管理できる冷蔵庫とかが出ていたような気がするんだけど、あれってどこ行っちゃったんだろう、なんて事を思い出した。 あの冷蔵庫、私の覚えている限りでは、普通の冷蔵庫に10万上乗せくらいのイイお値段していたように思うのだけど、このソフトとDSだけなら2万円でお釣りがくる。しかもDSは他の用途(脳トレとか)にも使えるし。 そういう意味だと、今一番「ユビキタスコンピューティング」という考え方に近いのは、実はDSなのかもな~、としみじみ感じてしまった。 作っている人たちはあくまで「遊具」であることにこだわり続けているけれど、PCほど格式張らず、タッチする/音声を聞かせるという直感的な動作で扱うことの出来るこのハードは、準備するソフトウェア次第でもっともっと私達の生活に入り込んできて、いろんなところで活用されてくるかもしれない。 携帯電話が私達の生活と切り離せなくなったように。 ちなみに木曜、旦那が仕事帰りに量販店に寄ったら、DS売り場がOLやらご年輩のご夫婦やらでごった返してたそうな。 まさか、コレのせい?(実はサードパーティから『DS家計簿』とか『百ます計算』とか出てたりして、それも影響してるのかなーとは思うのですが。後は純粋にPS3&Wii騒動一段落でお店がDSの在庫置ける場所が増えたとか)本記事はにほんブログ村に参加してます。にほんブログ村 トラックバックテーマニンテンドーDS&GBA /ユビキタスしゃべる!DSお料理ナビで作った料理を紹介いつもクリックありがとうございますm(_ _)m