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ひさしぶりに無性に見たくなってレンタルしました。
(*´∇`)ノ 【沙粧妙子 ‐最後の事件‐】 1995年にフジテレビにて放映されたドラマです。 全11話構成で個性的なストーリーもさる事ながら、 実にさまざまなエピソードのある作品です。 『人間というものがいる限り この世界から悪意が消滅することはあり得ない。 そして悪意は目に見えないものとは限らない。』 このテロップから始まるオープニングはとても意味深で、 それだけでも注意を引き付けられます。 ちょうど携帯電話が急速に普及され始めた頃のドラマです。 そのため携帯電話が、展開上とても重要な役割を担っています。 当時、携帯電話の使われ方がとてもかっこ良く見えたものでした・・・。 ハンズフリーにLサイズ電池・・・とても懐かしいです。 運転中に携帯で話をしているシーンが連発しますが・・・ 道交法改訂前の作品なので、そのつもりで見てください。 【ドラマ序盤のあらすじ】 警視庁捜査1課警部補 沙粧妙子(浅野温子)は、 岩手県警から研修でやってきた新米刑事 松岡優紀夫(柳葉敏郎) 科捜研 池波宗一(佐野史郎)とともに連続猟奇殺人事件の捜査を進めていく。 沙粧と池波は、かつて犯罪心理プロファイリングチームに所属していた。 しかしチームリーダーであり沙粧の恋人であった梶浦圭吾(升毅)が、 チーム内の妙子の親友 高城京子(冴木かおり)を猟奇的に絞殺し逮捕される。 その結果、プロファイリングチームは解散に追い込まれた。 梶浦は精神異常と診断された後に脱走し現在も行方不明になっていた。 捜査を進めている中で、 沙粧と池波は連続猟奇殺人事件の背後に梶浦の存在を意識し始める。 次々と新たな猟奇殺人事件が勃発。 事件は謎を深めていき、意外な方向へと展開していく・・・。 放映当時、私は毎週テレビに釘付けでした。 この作品は、毎回テンポの良い展開をしつつ、 オカルトでサスペンスな雰囲気で見る者を圧倒します。 この作品の見所は実にいろいろとあります。 結果的に・・・ではありますが、豪華キャストになっています。 【浅野温子】は、80年代~の人気ドラマに欠かせない存在です。 『あぶない刑事』『パパはニュースキャスター』『抱きしめたい』 『101回目のプロポーズ』『サザエさん』などなど多くの話題作に出演しています。 コミカルな演技とシリアスな演技。その両方を演じきれる素晴らしい女優だと思います。 【柳葉敏郎】の初々しくて情熱的な演技は、素晴らしいの一言です。 決して『室井さん』の若い頃の話ではありません。勘違いしないでください。 【佐野史郎】の演技力無くして、このドラマは成立しなかったでしょう。 『その男、凶暴につき』『ずっとあなたが好きだった』で見せてくれた あの演技力をこのドラマでも如何無く発揮してくれています。 その他にも・・・ 沙粧の上司・・・高坂睦男警部・(蟹江敬三) 松岡の恋人・・・宮原理江・・・(飯島直子) 第一の殺人犯・・谷口光二・・・(香取慎吾) 第二の殺人犯・・北村麻美・・・(国生さゆり) 第三の殺人犯・・日置武夫・・・(柏原崇) さらに・・・ (広末涼子)(西村雅彦)(反町隆史)(神田うの)などなど・・・ 実に多くの人が出演しています。 ストーリーを際立たせる演出も冴えています。 例えば・・・車。 沙粧妙子の愛車は、【ボルボ240】です。・・・渋い。渋すぎます。 放映当時、実は私は『何でボルボ・・・しかも240なの?』と思っていました。 でも、今になってみると、実に沙粧妙子のキャラクターに似合っていると思います。 第7話で、沙粧が西村雅彦の演じるターゲットに対して 『外観を飾るのは、自分の自信や実力の無さを隠すためのもの・・・』 と言って軽蔑するような会話をしています。 これは即ち、沙粧は無駄に飾る事を潔しとしない・・・という事の表れだと思います。 それ故に無駄に飾らないボルボ240は、そんな沙粧にとても似合うと思います。 ボルボ240は『質実剛健』をまさに形にしたような車で、 現在でもマニアにはとても高い評価を得ている車です。 設計年度が古いので、現代の車とは単純に比較は出来ません。 現代の車は、道具として良く出来ています。 その反面、個性はかなり薄くなってますが・・・ しかし、ボルボ240は・・・ 鉄板が肉厚で、ボディーがとにかく頑丈。しかも長持ち。 構造が単純なので(知識があれば)メンテが容易。 きちんと手入れをしていれば、15万Km以上走ってもまだまだ大丈夫。 無駄に飾らない洗練された機能美のデザイン。こんな個性的な車なのです。 池波宗一の愛車は、黒の【ポルシェ928】です。 現在では生産されていませんが、当時の928は911とは対極的な ハイテクで固められた超高速GTでした。 インテリで高級志向・・・そんな池波のキャラクターにぴったりハマッています。 第10話で松岡の運転するクラウンの覆面パトカーに、 背後から音も無く黒のポルシェ928が 急速に近づいてくるシーンは身震いすら感じます。 ・・・こういう細かな設定にセンスをとても感じます。 挿入歌は・・・マドンナの『LA ISLA BONITA』 エンディングは・・・ロッドシュチュワートの『LADY LUCK』 海外のアーティストを起用するのは、当時はとても衝撃的で斬新でした。 2曲とも劇中に絶妙に溶け込んで、物語を盛り上げてくれます。 沙粧と松岡のコミカルなやり取りも、見所の一つです。 ある時には、沙粧のキツめなジョークだったり・・・ またある時には、あっさりと真相をつかれたり・・・ 或いは、予想外の反応だったり・・・ その度に、表情豊かな松岡のリアクションに笑いを誘われます。 ドラマは全編に於いて根底に重苦しいムードが漂っていますが、 沙粧と松岡のコミカルなやり取りや、 恋人役の飯島直子とシーンは見る者をホッとさせてくれます。 物語は急速に意外な方向へと展開していき、終盤は一体どんな結末を迎えるのか? とてもハラハラさせられます。 ついに・・・多くの謎が明らかになり、意外な事実が判明します。 そして・・・迎える衝撃のラスト。 このドラマはその内容故に、恐らく再放送される事は無いでしょう。 それ故に、そのままお蔵入りの可能性もあったようです。 しかし2010年にDVD化されて、ようやく再び全編を見る事が出来るようになりました。 『金田一耕介』などの猟奇殺人をテーマにした探偵モノや 刑事モノが好きな人にはお薦めの作品です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ぜひ、一度見てみてください。 [映画・DVD鑑賞]カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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