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[全120件]
-----------------●○-------------------- (14歳の少女 茉衣(マイ)のつぶやくようなモノローグ) ベッドの上 今日も切っちゃった。昨日は3回切った …貧血で立ち上がれない マイミクのラミちゃんが言ってたっけ 「死ぬために切ってるんじゃない。生きるために切ってるんだ」 うちはなんだろう? 考えたけどやっぱり理由とかわかんない でも毎日切らずにいられない だって、自分の血を見てるとなんか落ち着くし、さ いつかやめられるのかな? やめないとちゃんと恋愛とかできない気がする 今度カウンセリングの先生に聞いてみよう …なんてね ずたずたに切り裂かれた腕を見つめる茉衣(マイ)。意識が遠のいていき、目が白目になる (タイトル挿入) マイ_リスト mai's wrist
夜明けが丁度すぎた頃に 全ての皮膚が痙攣をはじめた 我慢につぐ我慢がもたらしたストレスが 体中の毛穴から漏れ出す 育ちきった僕の魔王が 僕の心と体に最後の攻撃をはじめた 新品のタバコを次々とあけだす 崩壊しそうな左半身を 右半身が必死に押さえ込む 僕の弱さが残した 最後の引き出しをあける 引き出しの奥には13年前に 闇から抜き出しきれなかった自分がいる 誰にも言えなかった血だらけのナイフと 僕の唯一の味方だった緑の薬 また もどらなきゃならないのかな ホントはもう 終わりにしたかったのだけど 気がつくと 目の前に かつて僕だった肉体が横たわっている
運命の歯車がかみ合いそうになると 邪魔する0.1mmの黒い幼虫の存在 それは3年ほど前から知っていた つかみかけた星は 指の隙間から 砂のように さらさらとすべり落ちていく 夢のかけらをひろい集め 組み立て直し もう二度と輝かない死骸を ずっと抱きしめている ランド ロンド フーガ 永久に続くような 神様のいじめ ああ もうわかったよ 僕に見えない未来などない 僕はそう 滅びに向かって1秒づつ歩んでいる だからもう 僕は二度と夢など見ない だからもう 僕は二度と希望など持たない
彩度をあげると色が鮮やかになる 彩度をさげると色がモノクロになる ジーピーディーゼロナナナナ 僕の指先が紫色に変色した頃 あなたの暗号が解けた そう火曜日僕は罪を犯したのだ 怯えながら判決の日を待つ これじゃあ 僕はまるで終末に怯える 人類そのものじゃあないか
もし僕が必要以上に君に近寄ったら きっと全部壊れちゃう だから僕は 君が近寄ってきた時は 離れるんだよ (1994)
がらんどうの海を歩いて行く 僕の手を引くのは 母に似たアンドロイド 人魚の骸骨が立ち並ぶ場所 地上50メートルの巨大な噴水 まだきっと 帰れる距離だよね 戻るなら今だよね だから少し迷うよ 思えば 何度も何度も救われたよ ホントはもう少しだけ もうちょっとだけ このままいっしょにいたかったよ だけど 今お別れしないと 僕はきっと君の中の少女を破壊してしまう
どんな言葉を使えば 伝わるのか もう わからなくなってしまった 言葉がうまくつながらない 想いが強すぎて 陳腐な言葉にしたくない
きらびやかな街明かりをあびて 僕の悲しみは人ごみの奥深く溶けていく この眠らない街に住んでいてよかったと思う事がある 言葉と言葉の通わない街にいて安心する事がある 僕の悲しみと同じくらいの悲しみを 過ぎ去るあの子も持っている事を考えて この巨大な街で育って 助かったと思う事がある だから いつもの黒人ドラマーの 街頭パフォーマンスにあわせて なつかしいQueenの曲にあわせて だから今日は知らない誰かと手をふりあげてみた 言葉を交わさなくても、同じ事で笑えて よかったと思う事がある
言葉をたくさん重ねても 伝えきれない事があったので キーボードをオルゴールの音色にして 虹の彼方へを弾いてみた ドロシーの銀の靴を 無地のノートに書いてみた 童話どおりならこれを3回鳴らすとね 不思議な事がおきるんだよ
裁判の時間に早いので 門番と少し 話していた 僕がどのような態度でのぞめば いい結果が得られるか 彼ならきっとヒントをくれると思ったからだ 「そうだな赤いものは避けた方がいいかもしれない」 赤い血反吐もどす黒くなった頃だったので 僕は少しだけ安心した だがもっと重要な事がある 僕の体は持つのだろうか これから7時間近くもある法廷で 責められ続け、突然倒れたりはしないだろうか |一覧| |
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