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JAMのどんどこ日記

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2007.10.23
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テーマ:闘病日記(4004)
予約時間の30分前には到着して、MRIの順番を待っていたJAM。



「MRIは無痛の検査です。」



検査の前の説明書にもそう書いてあります。
そうなんですよ、無痛なんですよ。


検査自体はね…。





「JAMさ~ん、着替えをお願いします。金具とかついているものは全て外してくださいね」


放射線技師さんの案内で、足をずるずる引きずりながら部屋に入り、着替えました。
痛みで前屈ができないので、靴下を脱ぐのが大変だった…。
そしてMRIの設置されている部屋に移動。


技師:「それでは腰のMRI撮影をします。金属類とか一切つけてないですよね?ペースメーカー等も入っていないですね?」

JAM:「はい、大丈夫です。あ、歯科矯正してるんで歯に金属ハマってるんですけど。」

技師:「ああ、そうでしたね。心配でしたらちょっと調べておきましょうか。MRIに顔近づけてみてもらえます?」

JAM:「…。(MRIの輪の部分に顔を近づけるJAM」

技師:「金属が引っ張られるような感じはありますか?」

JAM:「…いや、ありません。」

技師:「じゃあ大丈夫です。この台の上に仰向けになってください



歯科矯正はMRIには影響無いようです。







…ん?
今、仰向けって言わなかった?





仰向け…。
足が痛くなってからあまり仰向けの体勢にはなれませんでした。
仰向けも右向きもかなり足が痛くなるので、布団の上では常に左向き。



だ…大丈夫か…?



不安でしたが、もう後戻りはできません。
仰向けで台の上に横になり、頭や体はベルトでしっかり固定され、手に“何かあったときの連絡のためのコールブザー”を持たされ、MRIの撮影が始まりました。





ゴンゴンゴンゴン…



不思議な音が聞こえます。
MRIの撮影って静かだと思ってたけど、意外とうるさいのね…。




5分経過。




あれ。




痛い。




足が痛いよ。




左のお尻が痛いよ。







痛い…







痛い痛い…






痛い痛い痛い!






痛ったぁぁぁぁぁい!!!






開始して10分もしないうちに、JAMはもうすでに限界ギリギリ。
疼痛の酷いヘルニア患者に、
常にじっとしているように言うのはホント無理があるのです。
そのくらい気づくべきだったんですけど…。


痛い。痛くて暴れたい。
しかしMRIの検査説明書にしつこく書いてあったセリフを思い出しました。



「MRIは非常に動きに弱い検査です。なるべくじっとして動かないようにしてください」



痛いのに動けない。
何度も何度もコールブザーを押そうと思いましたが、
もし今押して、また最初から検査がやり直しになってしまったらどうしよう…
という恐怖が頭をよぎり、
心の中で
「イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ…」
と呪文のように唱えながら時間が経つのを待ちました。

そのうち涙と鼻水が出てきましたが、動けないので拭うこともできません。




JAM、すでに三十路越え。
この歳で鼻水たらしたまま泣く事になるとは思いませんでした。
(↑…今後こんなシーンは何度も出てくるんですけどね(^^;)






ようやく悶絶のMRIが終了したときには、涙と鼻水と痛みとでフラフラ状態だったJAM。
しかし頭の中ではこんなことを考えていました。




「よし、これで撮影が終わったから、明日から火曜・水曜・木曜って仕事して、金曜日に結果聞きに行けばいいよね…。」





ほんとバカです。
しかし、このバカに最初に「アンタは普通じゃないのよ」と気づかせてくれたのは、医者でも看護婦でもなく、この放射線技師の方でした。



技師:「JAMさん、ちゃんと撮影できたかどうか調べますんでちょっと待ってくださいね…」


JAM:「あ、はい。」


しばらく待たされるJAM。



技師:「はい、大丈夫でした。」



JAM:「ありがとうございました。」



技師:「あ、そうだJAMさん」



JAM:「はい?」










技師:「診察は明日ですね。」











JAM:「…はい。」



放射線技師の方は、医者ではないので直接画像の診断結果を患者さんに伝えることはできません。
そのため、遠まわしな言い方で教えてくれたようでした。






<私、ホントに普通じゃないんだ…>




歩けなくなって初めて、自覚した瞬間でした。








…病院は、明日行こう。






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Last updated  2007.10.23 21:11:27
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