395823 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

主婦から見た楽天的節約生活のススメ

主婦から見た楽天的節約生活のススメ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.04.09
XML
最近よく目にする「朝獲れ鮮魚セット」や「お試しとれたて便」など
2~4千円位で獲れたてのお魚のセットがあります。
種類も多く、送料込みや内容がお任せの物が多くて、お得感やら
箱を開ける楽しみもありで、中々良さそうなんですが
どれが自分の家に合うのか決める際、
何か決め手になるものが欲しいと思うのです。

そうしているうち、数箇所の楽天から
注文&調理してみて気が付いたことがありました。

「底引き網漁」
「刺し網漁
「定置網漁」
などと書いてありどういうわけか、底引き網漁のお魚の方が一番安価です。

また、取り寄せたお魚によっては身が新しいのに時により
腹ワタを開けたときの匂いがいくぶん感じるような物もありました。
何故なのでしょうか。

でも、獲れたての状態で港からの直送便のはずです。産地や魚種の違いだけなのかしら。

一体何がどう違うんだろう?

気になっている所で、身内にスーパーの元バイヤーの人がいるので(いわゆる旦那)
聞いてみました。


バイヤーとは、市場などで競りに参加し魚を仕入れたりもしますので
目利きや相場、漁法なども知っていないと出来ない仕事なんだそうです。


「底引き網漁って言うのは
船で海の底をさらうようにして獲る漁のこと。捕獲された魚は
底付近にいる魚だけど、水揚げされるまで逃げようとして魚同士も擦れ合う。
その後氷漬けになるでしょ。だから身が柔らかくなったりすることもある。
相場自体はやや安いよ。」



・・・にゃるほど。


「定置網は水揚げの時に擦れあうが
捕獲してからすぐ氷付けになる。だから身が焼ける時間は短い。」
「船の中に0゜c以下の海水を蓄えてる設備があって
海水は氷温でも凍らないけど、魚は生きたまま凍る。
だから比較的良い状態で港に運ばれるが、相場は当然上がる。」


他には違った漁法とか、あるの?

「釣り物が一番状態は良い。
釣ったらすぐ〆る。自然に死んでしまうのを待つより
元気な状態で〆るのが一番良いが、値段もやっぱりそれなりに。」



いくつか聞いてて、直送便に書いてある説明と
同じ言葉がいくつか出てきました。
言葉の意味が分かってくると、どんな魚種が来るか見当が付いてきます。面白い物です。

「活〆」 手間がかかるし値段もそれなりに。
一番は活きた状態を専用の道具や刃物で血抜きなどして〆る。状態が良いまま食べられる。
一本釣り 値段が高いわけが納得。一度には獲れなくて
網漁法と違い擦れあうことがない。

延縄漁 沢山の釣り糸の付いたロープをブイで海面に張る漁、まぐろなど

定置網 沖に仕掛けた袋状の網を船で獲る漁法だそうで
魚種大きさ色々。船内で氷付けに。

刺し網 魚の通り道に夕方しかけて、網に頭を突っ込んだ魚は
エラが引っかかる。網目を通過する小魚や底魚はあまり獲れないが
大物がかかったりする、翌朝獲る漁法。(テレビで漁師さんが
船で網を巻き上げたりしているのがこれに当たります)
大物が安く買えるのはこの漁法の物もあるようです。

カレイやハゼ、ホウボウ、カナガシラなんかは
海の底にいるから底引き網漁の定番なのですね・・

そういえば少し前、楽天にある魚屋さんで活き〆めのホウボウと
鯛を届けてもらって刺身で食べてみました。
まだ身がプリプリ、コリコリで甘みがありました。
昔産地で食べた魚と変わりませんでした。



ってことで、同じ条件で港から同じ場所に直送された場合、大まかな目安として

     傷などが少ない状態←   → お手頃価格

一本釣り⇔延縄漁→定置網漁→刺し網漁→底引き網漁

また、氷〆より活き〆の方が届いたときに身がプリプリの状態に。

これに漁獲高や季節などが値段に影響するようですし、港からの距離や管理の状態、仕入れた方の目利き等も当然影響すると思います。
それともう一つ忘れちゃいけないのが、太平洋の魚と日本海の魚、
同じ魚種でも匂いも味も違いますよね。
日本海のお魚はハラワタもメカブの匂いがしたり。エサが違いますものね。
東北のお魚は色が濃くて黒や銀色、茶系のお魚が多いし、瀬戸内海などのお魚は色が綺麗な物も・・

同じ魚でも産卵前と後では全く違いますし、楽天にも知識の豊富なお魚屋さんが
沢山いらっしゃいますし、まだまだ筆者の知らない奥が深い世界です。
また分かったことが出てきたらお知らせします。


・・我が家ではここの所、価格が安く量が多くて状態の良い
底引き漁物を扱うお店が見つかり、定期的に取り寄せています。

これから試す方は、送料無料などのお試しを何箇所か取り寄せてみて、
そのご家庭に合うお店を選ぶのがベストかと思います。
漁の状態で左右される物ですので、一箇所につき最低二回は取り寄せないと
分からないかもしれません。


こんな情報でしたが、お魚を選ぶ時のお役に立ちましたでしょうか。



※ブログランキングを削除し、内容を一部変更しました。
もし間違いなどありましたら修正します。(7/9)




<おまけ>
▼届いた柳カレイで干物作り。頭を落としてワタヌキしたら、海水よりやや濃い目の塩水に1時間ほど漬け水を切り、上に見えているような網に乗せ冷蔵庫で一晩、ラップなしで放っておけば出来上がり。コンガリとあぶってご飯のおかずにも、日本酒のつまみにも。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.07.09 17:26:34


PR

Profile

ジャネたん

ジャネたん

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.