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ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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2011.07.10
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カテゴリ:文化・芸術
音符ロベルト・シューマン~個人的な感想を申し上げると、眠いクラシック音楽の代表格のように感じる。常になだらかで、優雅に流れるライン川の景色が目に浮かぶような曲を書く人で、生暖かい日差しの中で小舟に揺られて居眠りしているような気分になってしまう。そら眠いわけだ。もっともシューマン本人は、精神を病んでライン川に投身自殺を図ったこともあるので念のため。

音符ピアノ協奏曲イ短調~N響アワーで見たことがあるが、面白くてたまらない演奏があった。ピアニストの名前はとっくに忘れてしまったが、ドイツ人のようで、まるでヒグマのような大男だった。それなのに、まぁどうしてそんなに柔らかなソフトタッチで弾けるんだろ、と感心してしまったことがある。グローブのような手で、一撃でピアノも壊してしまいそうな感じなのに、まるでピアノをいたわるかのように、優しく弾く大男。確かにシューマンの作品ならではの優雅さ、柔らかさが表現出来ていると言えばそうなんだが、あまりにもぼんやりしててかえって不満だった。しかしながら、風貌に似合わない柔らかな音色が紡ぎ出されることの面白さったらなかった。

ピアノ

素晴らしい出来栄え~仲道郁代の弾くシューマン


音符ところが、やっぱり演奏というのは演奏する人によりけりなんだろうか。仲道郁代女史のCDを聴いて、わたしは完全に目が覚めた。シューマンでも、こんなに刺激的な曲があったのかという感じで。もっとも仲道郁代サンのパッと見はタレ目で、ちょっと眠たそうな雰囲気があるのだが(失礼!)。
 初めて聴いたCDは、ペーター・フロール指揮:フィルハーモニア管弦楽団でシューマンのピアノ協奏曲とグリーグのピアノ協奏曲がセットになっていた。いま楽天で探すとDVDCDは別々に出てくるので、同じ演奏かどうかは分からなかった。




仲道郁代の弾く究極のシューマン・・


グリーグもよかです

ピアノ

おとめ座仲道郁代さんは、かなり強くてはっきりしたタッチで弾いてる。目が覚めるようなタッチなのだ。まるでベートーベンみたいな感じで・・・。あのヒグマのようなピアニストよりも、はるかに力強く感じるのだから面白い。緊張感があるんですよ。でもロマンチック街道のような雰囲気もちゃんとある。
 何よりも好きな場面はシューマンの第一楽章。わたしは音楽の専門教育を受けてないのでうまく表現できないのだが、恐らく展開部だと思うが、ピアノが弾くメロディーをフルートがずっと追いかけて行くところがある。このフルートが常に余韻を残すところがたまらん!これは吹いてる人のセンス?音楽ってやっぱり空気の振動なんだなということがよく分かる訳だ。電子音楽では表現不能な趣だ。その後のガデンツァも目が覚めるような緊張感のある演奏だった。

音符グリーグのピアノ協奏曲も素晴らしい。グリーグはノルウェー出身の人。第三楽章を聴いてると、白樺の林から澄み切った風が流れてくる情景が目に見えるようだ。シベリウスもそうだが、北国の人が曲を書くと、なんでかそうなってしまうのが面白い。(♪白樺ぁーあおぞぉーら・・・(千昌夫)を熱唱したところで、そんな光景目に浮かんでも来ないんだが・・)

きらきら余談だが、シューマンのピアノ協奏曲日本初演は1927年(?)、宝塚交響楽協会によって行われたという。宝塚歌劇は西洋音楽の窓口として機能していた訳だ。ちなみに「ウィキペディア」によると、独奏者は不明だそうで・・・。この話、参考になったのは、杉浦さんのホームページでした。





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最終更新日  2011.07.10 16:25:36



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