|
テーマ:軽自動車あれこれ(62)
カテゴリ:男がラパン乗って何か文句ある?
今年の免許更新は特別な思いでのぞんだ。いよいよ自分のクルマを持つ時が来たからだ。
こんなネタを出すところが哀愁を感じさせるというか、免許証と言われて出て来るネタがやっぱりこうなんですよ。子供の頃、阪急百貨店で母親に買ってもらったなめ猫の免許証は、さすがに紛失してしまった。今思えばもったいない。当時の記載内容は、 有効期限「死ぬまで有効」 本籍「埼玉県マタタビ郡大字めざし字かつお節」 こんなくだらない内容を30年以上覚えているのだ。本当の本籍もすぐに出て来ないくせにね。 それはそうと、クルマ購入のハナシは急に二人の間で湧いて来た。嫁が前から軽自動車運転したい!と言ってたのがきっかけ。このとおり、交通の便がいまいちな「タマ地方」だけに、クルマがあって不都合はない。 もう初めから中古車しか調べる気がないのが自分でもおかしいが、いろいろ調べていて面白い店を見つけた。ラパンの「丸目タイプ:しかも660L型」しか扱っていない店が町田になるのだ。「丸目ラパン」は2006年~2008年にかけて量産された車種で、生産台数は多くない。しかも、全車種ホワイトルーフのツートンカラーというこだわりだ。 ラパンといえば、99%女のクルマ、というイメージがあるようだが、クルマの写真を見る限りでは抵抗が無かった。逆に、そのレトロなデザインが気に入ってしまった。 思い立ったらすぐ行動!八王子まで出て横浜線で相模原駅で降りた。 相模原駅の北口を降りて町田を目指す。このとおり、北口は相模総合補給廠があるので、寂しい雰囲気だ。なんでもこの辺りは返還されるそうで、将来景色が一変する可能性がある。 妙な所へ来たな・・・補給廠の外周をぐるっと周って、そこからいよいよ町田市内へ入る。相模原在住時代も、さすがにこの辺は行ったことがない。 そのお店は、一見ただのガレージか板金塗装店のような雰囲気で、入るのは多少勇気が要った。店内を覗くと、いやー所せましと置いてあるのはラパンラパンラパン・・・同一車種がこれだけあると怖いな(笑)。 店長さんにいろいろ話を聞いた。なぜホワイトルーフばかりなのか不思議だったが、ホワイトルーフでないクルマは自分で屋根を塗っちゃう!というこだわり。客のほとんどが「ホワイトルーフに出来るのならそうして欲しい」と言うらしい。自分もホワイトルーフの方がいい。 これだけ揃っていると、後は色を何にするかという問題になる。赤が一番目立ったが、何となく郵便か東京消防庁のような雰囲気で好きになれなかった。茶色のホワイトルーフは阪急電車みたいだったが、もうご成約なんだと。二人の意見が一致したのは、水色のホワイトルーフ~何となく旧東ドイツ車「トラバント」を連想してしまった。こんな連想するのは拙者ぐらいだろう。 とりあえず情報だけ入れておいた。横浜線淵野辺駅へ出て、駅前のFUJIYA系列の喫茶店で食事をする。こんな所で二人で食事をするとは・・・。 他の中古車店も物色したが、そもそもラパンを入荷している店が少ない。「丸目は入荷してもすぐ売れる」そうだ。旧車感のあるミラジーノとか、年数が経っていてもイイ値段していた。カッコいいクルマは古くても誰か狙ってるのだ。 検討すること1週間、やっぱり二人の意見が一致したのは これである。660L型の最終型で、シートもベージュでなくオレンジ。インパネも木目が配されており、内装も上出来だ。「やっぱこれでしょ」ということになる。決まりだな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.12.26 21:37:59
[男がラパン乗って何か文句ある?] カテゴリの最新記事
|