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カテゴリ:この虫なあに?
虫くんはどこへ行ったの 人々の目に触れなくなった穀類の虫くん達 小麦粉にもいません。 お米にもいません。 小豆にもいません。 干瓢 切り干し大根 ごま 黄な粉 ・・乾物にはいません!! どこへ行ったの?・・どこへ隠れたの?・・実はいないということのほうが恐ろしいということです。 私の母や祖母は大忙しです。 私もです。 6月の梅雨の時期は虫が発生します。沸くといいますが・・穀類はすべてそうです。(米 豆 粉 乾物など) ここのところの温暖化で年中沸くようです。 梅雨が明けると日に干して虫を追い払い又利用しました。穀類や乾物は、梅雨が明けると夏の日に干します。 暑い暑いといって、くねくね、ちょこちょこ、ぶんぶん、 あらら小さな虫虫・・虫虫・・・出てくる出てくる・・・一時するとどこへ行ったの小さな虫くん?・・ 穴あきの小豆 穴あきの大豆 からからになった干瓢 切り干し大根 お粉はフリイでふるいます。虫くんのおうち幼虫ふるいの中に残ります。お庭に捨てます。小鳥は喜んでお御馳走だー。チィチィ頂きます。 ”沸く”といって穀類には小さな虫がいて当たり前でした。ではどこへ行ったの? "なぜいないの?・・"それには秘密があります。 近年それでは消費者に売れません。そこで農薬混入です。 防虫剤 防かび剤 防腐剤・・沢山入っています。袋そのものにも用います。 だからそうした虫はもう、目に付くことはありません。 当然お薬は人々の身体にも入ります。 特に市販の小麦粉は白いです。沢山のお薬、恐ろしい量を入れても分かりません。 虫はけっして寄り付きません。 その上漂白剤で美しくおいしそうに仕上がっています。 どこで虫が入るかは、わかりません。 人が生きている限り、この地球が回っている限り、命(虫も害虫も益虫も大型動物も・・すべて)は人と共にあります。 農作物に直接振りかけて、虫がいてもいなくても防虫剤をかけます。虫がいれば全滅です。良い虫悪い虫お構いなしです。一網打尽です。虫を殺します。 駆除しようとする虫がいない時は、(・・いいえ実際は小さな微生物はどこにでもいます。これも全滅。)野菜はいやいやできません。白いお薬は葉っぱを白いふりかけで粉まみれです。野菜は黙って大きくなります。 殺菌剤もしかりです。元気な野菜も殺菌剤でびしょびしょ。きっと病気になるだろうと、勝手に予想されてかけられました。 その上収穫してから、ポストハーベストといって日本では収穫後の農薬は禁じられています。ところが外国のものは収穫されてからも、防カビ剤 殺菌剤 殺虫剤 でお漬物状態です。蛇足ですが、レモングレープフルーツバナナ輸入野菜等です。 食品をストックしておく、倉庫 箱 虫を避けて防虫剤だらけです。もちろんカビや雑菌の消毒もされています。 こうして虫くんの食べ物はしっかりお薬でガードされています。虫くんの食べ物、つまり私達の大切な食べ物です。穀類やお粉もお薬でガードされています。お薬は人々の身体にも入ります。虫やカビの防除に一生懸命です。人々の身体は二の次です。一応の規制はあってもないようなもの、薬を使う人の加減によります。 決して寄り付かない虫くん達。 人々は虫くんにとって(人にも?・・)毒の袋箱で守られた穀類には、虫を見ることもありません。 薬漬け、肥料過多、の近代農法に疑問を持って、昔ながらの農法をやっている百姓が増えました。 こうした薬とは縁のないおいしい食べ物は虫くんの大好物です。 虫くんは大喜びです。モクモクとおいしいものを頂きます。近年温暖化と、ヒーターの普及で、年中暖か、いごごちの良い環境です。寒いのは苦手、でも暑いのは平気の昆虫です。 そんな小さな虫くんが、もぞもぞと出てくると、何も知らない、お嬢様奥様は、ひゃーと大騒ぎ、きもちわるい・・・ びっくりさせます。申し訳ないです。 こんな事情を分かってください。 以前は、いて当たり前、汚くもなんともない虫くん。 穀類につく虫です。穀類だけを食べる虫です。むしろ穀類と同等と言っても良いくらい、痛くも怖くもない当たり前の虫くんでした。 以前はふるったり 日に干したり 虫を除いく処理をして頂きました。 当たり前に目にしていた虫ですが、今はびっくりして捨ててしまいます。加工食品に混入する虫とはぜんぜん違います。外から入るんでなく、内から沸くんです。一種類のみの虫です。捨てるのは自由ですが、こんな事情をお察しいただき、使っていただいて問題ありません。 なぜか自然発生的に穀類には虫がわきます。不快ですし、味も悪くなりますので、粉の場合はとにかくふるいでふるって虫などを捨てて、早めに使い切ることです。 冷蔵庫保管なら低温のため発生しません。 こうした虫くんですが穀類を管理するにも、大変な手間がかかります。精粉は都度行い、日に干して虫を除きそして精粉に出します。出来上がるとすぐビニール袋へ小分けに詰めて低温の地下室へ入れます。 近代施設の都会のマンション。穀類の虫も目にできない、怪しげな地球。 虫を食べる小鳥昆虫、小鳥等ははもっと大きな野鳥のえさです。それらはもっと大きな動物のえさです。 食物連鎖の頂点に人間がいます。 小さな命がいなければ、やがて人も絶えます。 そうならないために小さな命のすみやすい地球にしたいです。 近年大型動物は絶滅の危機にあります。大型動物は耐えてしまえば再生は不可能です。 数で勝負する小さな生き物は、強いです。どんなに毒を振りかけて消滅させたかのように見えても、完全に滅することはできません。自然発生的に又沸いてきます。 鳥インフルエンザのように困ったウィールスが猛威をふるいます。昔から人々を守ってきた強い乳酸菌や酵母菌は、消毒には弱い微生物です。 目に見える穀類の虫くん達がいないということは、目に見えない良菌も減っているということです。 おうちにあるお粉を確認してみてください。虫くんがいたら安心して勇気を持ってふるってください。 地場産や産地直送で購入したお粉には虫くんがいるかもね。 いないお粉はむしろ怖いお粉です。知っていて使うのと知らないで使うのとは大違いです。 小麦粉アレルギーもあって当たり前ですね。小麦粉アレルギーというより、お薬アレルギーですね。?・・ 昔は唐辛子など使いました。 今は こんなのもあるようです。 ファーブル昆虫記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.18 11:41:31
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