
「ラストホープ」福島孝徳、徳間書店(2004/03)¥1,365
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(評価:★★★★★)
●この本は昨日の夜、手にしてから、私らしくもなく睡眠時間を減らして読んだ本です。なぜなら、「早くみなさんにお伝えしたい!」と思ったからです。横になっても、少し興奮して考えていました。「すごい日本人がいるものだ、どうやって、みなさんに伝えよう、どうすればこの本を買ってくれるだろう?」
●普通、脳神経外科医は手術をどれくらいするのでしょうか。週1,2回だそうです。福島孝徳先生は年900回です。桁違いです。これだけの手術をして、少し後遺症がでる確率は普通の医者の五分の一なのですからその技術は世界一といえます。
●これだけの手術数をこなすために、朝8時から夜11時まで手術をするのはすごいことですが、福島氏は患者からの感謝の言葉、笑顔が自分を動かすのだといいます。「すべては患者さんのため。」
●このような人が日本人にいることをうれしく思うとともに、福島氏が本当のプロになったのはアメリカに行ってからだ、という言葉のとおり、優秀な人を潰してしまう日本の仕組みが恐ろしくなりました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・神の手を持っていないからこそ、手術の時に祈るんです。「神様、どうかこの人を救ってください」「どうか、私にこの人を救う力を貸してください」とね。(p12)
<リンカーンは夜、自分にこの状況に対応できる能力をお与えください、と祈っていたといいます。力を最後まで徹底的に努力した人は、最後に祈るようです。どうか神様、私に力を貸してくださいと。>
・私はね、自分の技術とか力に絶対の自信を持っています。だから、私が手術をすることで少しでも良くなる人がいたら、どこにだって行く。・・・だけど、結局いくつかの病院以外では声をかけてこない。(p42)
<患者より自分のメンツが大切な病院が、まだまだたくさんあるようです。>
・アメリカでは年間、GNPの約十五%が医療費として医療機関に支払われています。ところが日本はGNPの七%しか払われていない。・・・医療に真剣に携わっている人たちが、その労働や努力に見合うだけの報酬を得ていないのだとしたら、どうなると思います?(p47)
<医師会は悪いイメージがありますが、もう少し医療費を増やしてもいいのかなと感じました>
「ラストホープ」福島孝徳、徳間書店(2004/03)¥1,365
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Takanori Fukushima, M.D., D.M.Sc.
Professor of Neurosurgery, Duke University Medical Center
Professor, Depertment of Neurosurgery, West Virginia University
Carolina Neuroscience Institute, PC
(Fukushima Clinic & Office)
Gallery Park Building I,
4030 Wake Forest Rd.,
Suite 115
Raleigh, NC 27609 USA
Phone: 1-(919)-239-0264
Fax: 1-(919)-239-0266
e-mail: lucinda@carolinaneuroscience.com
*福島先生のオフィスには日本人スタッフはいません。
Eメールは英文のみですが、ファックスであれば日本語でも
受け取ることはできます。(2005年10月01日 08時59分09秒)