私が今いるカザフスタンとはこんな国です。
位置 : ロシアの下、カスピ海の右側
面積 : 約271万km2(日本の約7倍,ソ連の中ではロシア連邦に次ぐ大きさ)
人口 : 約1,400万人
首都 : アスタナ(Astana:旧アクモラ。1997/12にアルマティより遷都)
民族 : カザフ人(約50%),ロシア人(約30%),ウクライナ人(約3%)
言語 : 憲法上の「国家語」はカザフ語。「公用語」はロシア語
宗教 : カザフ人の間ではイスラム教スンニ派が優勢
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「海馬 脳は疲れない」池谷裕二、糸井重里、朝日出版社(2002/06) ¥1,785
(評価:★★★★☆)
もっと詳しく
●目標を書く、小さい努力を続ける、寝る前に良いイメージを考える。
これらは成功法則の本によく書いてある内容ですが、この本では、その
原理と効果を医学的視点で証明していきます。
・「手を実際に動かしてみることで、自分の経験になる」のですね。手を
動かすことって重要だなぁ。(糸井)(p19)
●書くことで実現するといいますが、手は脳の神経細胞と密接につながって
いるのです。つまり、書くことで脳へのインプットが強力になるわけです。
・脳の組み合わせ能力の発展のすごさを考えると、10年やり続ければ、
経験メモリーどうしの組み合わせは能力を飛躍的に増すでしょう。
(池谷)(p116)
●また、成功曲線といって、進歩がない状態が続いた後で、突然に進歩
するという現象は、脳細胞の組み合わせの増加と同じであり、ある時
突然にひらめくという現象と相関があるようです。
・眠っているあいだに脳が無意識のうちに考えてくれるので、仕事も
よりはかどると言うか。たとえば、仕事の〆切がまだまだ先であって
も、早めに目を通しておくということは、とても重要な姿勢だと思い
ます。(池谷)(p202)
●眠っているあいだも脳は無意識のうちに考えているということは、
速読の技術で、寝る前にパラパラと本を流し読みするということ
とも関係がありそうです。
・達成感という快楽をいかに味わうかと言うと、「目標は大きく」では
なく、「目標は小刻みに」と心掛けるほうがうまくいくようです。
・・・目標を達成するたびに快楽物質が出て、やる気を維持できます。
(池谷)(p209)
●これも、目標は到達可能な期限を決めた小さなタスクに分けるとよい
ということを証明しています。
●これまで経験でしか語られていなかった成功法則を、医学の視点で
証明してくれたこの本は、目からうろこの一冊でした。
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