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高校野球で特待制度が問題となっているようです。
あれ?どこでも特待制度ってあるんじゃないの?
それが普通の人の感覚でしょう。
こうしたニュースを聞きながら、
論語の次の言葉を思い出しました。
予めそれを教えないでおいて、いきなり死刑にする、これを虐という。
放任しておいていきなり実績を示せと責任を追及する、これを暴という。
日本高野連・脇村春夫会長は、
「高校野球は教育の一環である。学生憲章は見直すつもりはない。」
とのこと。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
■無料メールマガジンより本日の一冊は・・・
「
自分を嫌うな」加藤 諦三、三笠書房(2000/05)¥520
【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・加藤 諦三(かとう たいぞう)
1938年生まれ。社会心理学者。
東京大学、大学院卒業。ハーバード大学研究員などを経て、
早稲田大学教授。人生の指針を示す著書多数。
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●十年以上前の職場では、朝になると次のような会話が聞かれました。
「今日は機嫌が悪そうだ。報告は午後にしよう・・・」
「今日は機嫌が良さそうだ。・・・」
上司の機嫌を見ながら、仕事をしているのですが、これは、
機嫌により対応が異なることを知っているからです。
・自分の上役には卑屈になり、部下をいじめぬく。・・・
このような場合、すべての部下がいじめられるわけではない。
「こいつ弱そうだ、いじめても安全だ、自分の身に危険はない」
といえる相手だけに的をしぼって自分のうっぷんを晴らすのである。(p176)
●酒の席では、部門のトップから、大勢の同僚の前で
「お前の顔は見たくない!」と言われたこともあります。
同時期、何人かの同僚が、仕事をこなしきれず、
悩み、体調を崩して、職場を去っていきました。
・甘えた大人が平気で弱い者いじめができるのは、
他人の気持ちがわからないからである。
この世に存在するのは自分の気持ちだけである。・・・
だから、甘えた大人は他人を平気で傷つけるが、
自分が傷ついた時にはヒステリーを起こして騒ぎまくるのである。(p146)
●そうした体験にもかかわらず、
私が壊れずに仕事を続けることができたのは、
よくよく考えてみれば、私自身、
親に褒められて育てられたからではないかと思い当たりました。
・私は、ハスケルという人がジブラーンに出した手紙の一節を
忘れることができない。
Nothing you become will disappoint me.
(あなたがどんなふうになろうと、私はあなたに失望しない)(p42)
●おまえはダメだ、どうしようもない、という声よりも
おまえは価値がある、なんとなかなる、大丈夫という思いが
強かったということです。
●この本では、そのままの自分を愛しなさい、
素のままの自分を褒めてあげなさい、
ということを教えてくれます。
しかし、自己評価が低い人が、今すぐに自己評価を高くすることは、
実際には、難しいことでしょう。それは当然です。
ただ、そうしたことがあることを、この本で知るだけでも
大切なことだと思います。
・世の中には、歌の下手な自分、英語の下手な自分、水泳の上手な自分、
字の上手な自分、何でもいいから“ありのままの自分”を見せることを
極端に恐れている人がいる。(p37)
●やや暗い話ばかりで、逆に落ち込みそうになる本ですが、
大切なことを教えてくれる本でもあります。
自分を好きになろうよ、やりたいことをしてもいいんだよ、
自分を褒めてあげようよ。
そうしたことを教えてくれる本ですので、★3つとしました。
「
自分を嫌うな」加藤 諦三、三笠書房(2000/05)¥520
【私の評価】★★★☆☆
■関連書評■
b. 「心が千分の一だけ軽くなる話」斎藤 一人
【私の評価】★★★★☆
http://blog.mag2.com/m/log/0000094236/108099492.html
a. 「ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。」
【私の評価】★★★★★
http://blog.mag2.com/m/log/0000094236/75801592.html
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