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最近、自分の足で立つということが
大切だと感じますね。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
■無料メールマガジン1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』より本日の一冊は・・・
「
「社会を変える」を仕事にする」駒崎 弘樹、英治出版(2007/11)¥1,470
【私の評価】★★★☆☆(78点)
■NPO法人の本だと思ったら、
日本のお役人の悪いところを教えてくれる一冊でした。
お役人がいかに税金を使って意味のないことをしており、
民間の活動を邪魔しているかがわかります。
■まず、補助金制度です。
「補助金」というとすばらしい制度に見えますが、
国の補助金事業となると、国は現場にいろいろ口を出してきます。
そのために、自由に料金設定したり、
サービスを簡単に変更したりできなくなるのです。
・なぜ病児保育室が増えていかないんでしょうね?・・・
施設の収支を見て、僕は目を疑った。ひどい赤字なのである。・・・
収入の面は、圧倒的に(自治体からの)「補助金」という項目が多かった。
・・・これだ。価格設定が間違っている。・・・いや、価格はいじれないのや。
区から『その値段でやれ』と言われてるんや。・・・なんてこった。
事業者を助けるための制度が、逆に事業者を赤字にさせているなんて。(p114)
■そして、国の制度はお役人が頭で考える仕組みであり、
税金を使うということで、現場に合わない
硬直的な制度である場合が多いのです。
形だけ取り入れて制度化して、
うまくいかないからといって
簡単に改善はできません。
・国にパクられるという栄誉?・・・
国の補助金事業として全国にフローレンスの「非施設型」モデルが
伝播したのに、モデルの大切な部分(保険共済モデルなど)は
組み込まれず、ある意味、フローレンスとはさまざまな点で異なった
形で水平展開されていった。その結果、多くの事業者はうまく
事業を運ぶことができず、ほとんど病児保育がされていないところも
あった。(p211)
■さらに、国のお金を使うとなれば、
その検査に必要な膨大で理不尽な書類作成を要求するのも
お役人の常套手段です。(会計検査院対策だとは思いますが・・・)
■こうした現場の声を聞いていると、
決してお役人(国)に頼ってはならないということがわかります。
自らの足で立って、自立していくことが
大切だと感じました。★3つとします。
「
「社会を変える」を仕事にする」駒崎 弘樹、英治出版(2007/11)¥1,470
【私の評価】★★★☆☆(78点)
■関連書評■
a. 「独立開業 絶対に成功する88カ条」戸田つとむ
http://1book-day.com/blog/2003/09/24/
【私の評価】★★★★☆
b. 「週末起業」藤井 孝一、ちくま新書
http://1book-day.com/blog/2003/10/24/
【私の評価】★★★☆☆
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