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現在、名古屋です。
うなぎ料理の「ひつまぶし」
いただきました。
おいしかったですよ。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
国破れて霞が関あり」若林 亜紀、文藝春秋(2008/12)\1,500
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■厚生労働省の外郭団体に働きながら、
お役人の公金浪費の実態を
内部告発した若林さんの一冊です。
やはり内部で働いていただけあって、
お役人の世界の雰囲気が伝わってくるところが、
本書の良いところでしょう。
・浄化槽管理士・・・講習会に出席すれば無試験で資格がもらえるが、
受講料は13万円。・・・お役所がいろいろな資格をつくって、
天下り先の外郭団体に試験監督や講習を独占させてもうける、という
典型的なお役所の「資格商法」なのだ(p100)
■民間企業では、いいかげんなことが
行われれば、すぐに倒産という現実に
直面します。
しかし、お役人の場合には、
組織は倒産することはなく、
国家が倒産するまでその組織が
存続するところが怖いことろです。
・『お役所の掟』の著者である宮本正於氏は、在職中に内部告発を
したため厚生省(当時)でいじめられ左遷され、最後にささいな
ミスをあげつらわれて懲戒免職となった。その後ほどなく
がんになり、フランスの病院で客死していた。(p173)
■お役人の世界を内部告発した人の
運命は、それが政治家であろうと、
部内者であろうと過酷なようです。
お役人の強さを認識させてくれる
一冊でした。
本の評価としては★3つとします。
■関連書評■
a. 「
公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか」北見 昌朗
【私の評価】★★★★★
b. 「
一気にわかる!空港の内幕」猪瀬 直樹
【私の評価】★★★★☆
c. 「
構造改革の真実」竹中 平蔵
【私の評価】★★★☆☆
d. 「
泥棒国家の完成」ベンジャミン・フルフォード
【私の評価】★★☆☆☆
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