2009年の総括
今年を総括してみた。 政治では米国のオバマ大統領に変わり、政策が転換したことにより トップの力の大きさを感じ、政治の役割の大きさを実感したこと。 遅すぎるが民主党政権になり、ようやくあらゆる分野での膿を出し はじめ前進の兆しが見えたが、急速な少子高齢化と借金まみれの 国家財政で今後の不安が増大した。 米国の象徴であるマイケル・ジャクソンが亡くなり、皮肉にも米国 の政治・経済力の低下と重なり、スーパーパワーとしての終わりの 始まりを感じた。 島田紳助さんのビジネスにも通じる深い話に気付きを得た一方で、 若手お笑いが増えレベルが高まり層の厚さを感じた。 音楽では東方神起とalanなどの登場で日本人が育てる役割を担う にしても20代前半以下の世代から素材となる主役は韓国や中国に 移りつつあると感じたこと。 WBCの優勝とイチローの活躍で日本人として誇らしく思ったこと。 中国の政治での存在感とGDPで日中が並び脅威を抱きつつ、観光客の購買力や映画レッドクリフで中国の時代の到来を実感した。 初めてフランス、ドイツ、スイスを旅行し、洗練された文化を感じ た一方で、日本の良さを再確認できたこと。 新型ウィルスの脅威や地球環境問題で世界共通で深刻ながらも、 人類が一体となり問題解決する時代となり、ITにより、世界が 近くなり、ようやく世界的に地球市民の感覚を持ちつつあること に成長と進化の喜びを感じた。 GmailなどのGoogleからツイッター、無線によるIPodのアプリ利用で、個人が大企業並みのコンピューティングパワーや 情報発信力を持ち得る時代が到来しつつあることを実感できた。