Windows 8 Pro用の「Media Center Pack」は、Windows 8.1 Proに使えるか
■Windows 8 Pro用のWindows Media Packが無料だった昨年、Windows 8が発売されたときの記事「Windows 8 Pro アップグレード版で新しいHDDにクリーンインストール」にも書いたが、今年の1月31日までマイクロソフトのサイトで申し込めば無料(無償)でもらえた「Windows 8 Media Center Pack」をインストールしておいた。「Windows 8 Media Center Pack」の導入により、エディションは「Windows 8.1 Pro」から「Windows 8.1 Pro with Media Center」に変化する。つまり別のWindowsに変身する。この「Windows 8 Media Center Pack」は購入すると800円だが、Windows8 Proのアップグレード版が5000円程度で販売されていたことと含めて、新しいOSの普及のためにマイクロソフトは大盤振る舞いだった。■Windows 8 Pro用のWindows Media Packの使用期限このWindows 8 Media Center Packは、アクティベーションは2013年2月1日までにしておく必要があるようにマイクロソフトのサイトに書かれていたが、実際はどうなのだろう。私の場合は、Windows 8 Proのライセンスは2つ、もらったWindows 8 Media Center Packは2つ、すべて2月1日までにアクティベーションを行ったために確認することができない。また、Windows 8 ProとWindows 8 Media Center Packとはプロダクトキーで関連づけられているのかも確認していない。ただし、先日Windows 8.1 Proにアップデートしたとき、調子が悪いのでWindows 8 Proを入れ直した。そのとき2月1日までにアクティベーションしたWindows 8 Media Center Packのプロダクトキーを入れると「Windows 8 Pro with Media Center」のエディションにすることができた。少なくとも以前にアクティベーションしておいた「Windows 8 Media Center Pack」は再インストールに使うことができる。■Windows 8 Pro用の「Media Center Pack」は、Windows 8.1 Proに使えるか先日Windows 8.1がリリースされたので、Windows 8をWindows 8.1にアップデートしたことを「Windows 8をWindows 8.1にアップデート。プレビュー版と大差なし」の記事に書いた。ふと思ったのが、このWindows 8 ProからWindows 8.1 Proにアップデートして、後からWindows 8 Pro用の「Media Center Pack」が使えるのか?確認するために、PCのWindowsを削除し、Windows 8 Proをインストールし直した。「Media Center Pack」を適用しない状態でWindows 8.1 Proへのアップデートを実施した。Windows 8.1にアップデートしたばかりのシステム情報。エディションは「Windows 8.1 Pro」コントロールパネルの中にある「Windows 8.1 への機能の追加」を実行する。このとき「プロダクトキーは入手済みです」を選択する。プロダクトキーの入力を求められるので、以前に無償でもらった「Windows 8 Media Center Pack」のものを入力する。処理が始まり、機能の追加中と表示される。割と時間がかかる。再起動後、機能の追加が行われたWindows 8.1のシステム情報。エディションは「Windows 8.1 Pro with Media Center」。結果として、Windows 8 ProからWindows 8.1にアップデートしてから、後でWindows 8 Pro用の「Media Center Pack」を適用することは可能だった。ただし、上記にいろいろ書いたような条件があるかもしれないので、すべての場合に適用されることを保証するものではない。なお、「Media Center Pack」を適用すると、コントロールパネルの中から「Windows 8.1 への機能の追加」は消える。→楽天市場で「Windows 8」を検索→楽天市場で「Windows 8.1」を検索