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2012.01.21
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カテゴリ:EasyCAP
■EasyCAPには3種類あることを確認していたが・・・

「EasyCAP」というUSB接続のビデオキャプチャーには3種類あることがわかっていた。

日本で「EasyCAP」ブランドで入手できるものはコピー商品であることを確認してから話を進めよう! 注意したいのは、「コピー商品」=「偽物」であり、「当たり」=「本物」や「はずれ」=「偽物」ではない。

コピー製造元の中国の中小企業のサポートもないのでリスクが高い。販売者もEasyCAPの種類についても把握していないと思われる。

・本家とハードウェアがコピー商品

本家「forwardvideo社」およびコピー商品。正規品も含め、コピー商品は次の2つで、ハードウェア的には別のものである(ドライバーも別)。

 DC60
 DC60+

元々「EasyCAP」はこの会社が発売しているものだが、コピー商品がタケノコのように発売されているので、現在では「EzCAP」という商品名で発売している。

現在、日本では正規品は見かけずコピー商品のみ。我々が手にすることができるものは数百円から3000円程度の低価格で、丸ごと完全なるコピーがあれば、オーディオコーデックICがない音質が悪いものもある。オーディオコーデックICなしのものには完全に基板を作り直したものさえある(笑)。

基本的には黒いケースにUSBプラグが突き出ており、オーディオと画像の4つの端子がコード付きで出ている。例外的に青っぽいケースに入ったものがあり、これには「DC60」タイプでオーディオコーデックICが入っており「当たり」商品かも。「DC60+」タイプにはオーディオコーデックICを省いたものは見かけず「当たり」だが値段は高め。

現在、黒色のケースに入ったものは音声コーデックなしで音質最悪の「DC60」タイプが低価格で作り出せるため、日本で一番流通していると思われる。・・「はずれ」になる可能性が大・・
「DC60」タイプはオーディオコーデックIC付きとの見分けが非常に難しい

・EasyCAPを名乗るが、ハードウェアが別物で、商標とケースが同じ

そして、EasyCAPを名乗っているが、中身は本家のコピーではなく完全に別物になるハードウェアであるもの。これも黒い同じようなケースやパッケージに入っているので紛らわしい。コピーではないが商標侵害の商品。

 SM-USB 007

これは設定さえうまくいけば音質もよく「当たり」である。ほぼ同じハードウェア構成のものが、EasyCAPブランドを名乗らず日本で発売されている(ケースも別物で)。

・・・これらのEasyCAPについて、10個ほど入手していろいろ調べている。詳しくは「EasyCAPのカテゴリの記事」を見てほしい。

■EasyCAPに4つ目の新種を発見!

私のブログにコメントいただいた方が購入されたEasyCAP、それは黒いケースに入っているものの、上記の3種類に当てはまらないようだった。メールで写真も送っていただいたがやっぱり新種のEasyCAPのようだ。

ご厚意により4つ目の新種EasyCAPを入手できたので今回報告する。これはヤフオクで「DC60」タイプと思って購入されたもので、Macで使用予定だった。DC60タイプは、Macで「EasyCapViewer」というフリーソフトを使って動作できる。

■見た目はDC60?

よくあるブリスターパックのパッケージに入っており、裏面にはラベル(右端)には「DC60」が見える。これでは普通の「DC60」タイプと思ってしまう。


EasyCAP本体の外見は、いつもの黒いケースで、EasyCAPのロゴは細身の文字で白色がくっきりしている。私が所有しているオーディオコーデック付き「DC60」では太めの文字で白色が薄い。


付属の簡易マニュアルに1ページ上部には、EasyCAP001やEasyCAP002の文字が見える。このマニュアルは「DC60」の簡易マニュアルそのものである。


付属CD-ROMは「DC60」より黄色の色が薄い。右側に「Version2.1c」が見えるのは通常の「DC60」用のバージョンと同じ。ところが、左側に「DC60++」という表記が見える。


「DC60++」というモデルは、以前にeBayで見たことがある。「DC60+」タイプなのだが、ケースをMacに合わせた白色のものだった。

■新種のEasyCAPを分解

いつものように3枚おろしで分解する。ケースの上下を固定は、爪で固定されているのだが、今までのものとは爪の形状が異なっていた。

基板上部を見てみる。見慣れないチップが見える。他の小さなものは電源や簡単なロジック用である。


基板下部を見ると、ICが1つ実装できるランドはあるが、何も部品はない。


このEasyCAPに搭載されているチップは、「UTV007」というもの。いろいろと検索してみたが詳細はわからない。これがすべての機能をまかなっているのは間違いない。


ハードウェアの異なる完全なる新種の「第4のEasyCAP」であることは間違いない。

■付属CD-ROMの中身とドライバーのインストール

付属CD-ROMのフォルダー構成は次のようになっている。いつものビデオ編集ソフト「Ulead Video Studio 10SE」やドライバーなどが入っている。


気になったのは、win7_64bitフォルダ。その下に64ビット版ドライバーが見え、さらにVHS3.0フォルダの存在。何かのソフトのようである。詳しくは後に述べる。

CD-ROMを入れるとオートスタートで起動するメニューからドライバーのインストールを行う。手動でDriversフォルダにあるインストーラーから行ってもよい。Windows XP(32ビット)では問題なかった。Windows 7(64ビット)で行ってみたが問題なかったようにも思う(上記のwin7_64bitフォルダのドライバーなのか、実は忘れた・・)。

このドライバーのインストールでの注意点は、インストール時に表示される文字の初期値が中国語になっている。Englishを選択しないと、何がどうなっているのかわからないので注意。

インストールが終わったら念のために本体を再起動後、今回のEasyCAP本体をPCのUSB端子に差し込む。後はドライバーが自動的に組み込まれる。デバイスマネージャーでは、32/64ビット版Windowsどちらも次のように「OEM Capture」として認識される。


■付属ソフト「Ulead Video Studio 10SE」でキャプチャー

付属のビデオ編集ソフト「Ulead Video Studio 10SE」でキャプチャーしてみる。

いろいろと設定が必要で、特にメニューを、キャプチャ>オプション>ソースを入力>「PCIオーディオ使用」にチェックを入れてやらないと音声が出てこない。


映像が出てこないときは、映像入力がS端子かコンポジット端子を設定したり、映像形式をNTSCにするなど、苦労するかもしれない。

きれいに映像や音声が出ることを確認後、キャプチャーを始めると数秒で次のメッセージを「Ulead Video Studio 10SE」は発した。実際にキャプチャーされた動画は数秒しか記録されない。32/64ビット版Windowsどちらでもである。


結局「Ulead Video Studio 10SE」ではキャプチャーができなかった。

■VHS to DVD 3.0 SEでキャプチャー成功

先に付属CD-ROMのwin7_64bitフォルダの下にVHS3.0フォルダの存在を述べたが、何だろうと調べると「VHS to DVD 3.0 SE」というキャプチャーソフトであった。そのフォルダにはシリアル番号を書いたファイルもある。

「VHS to DVD 3.0 SE」のセットアップファイアルを実行してインストール、簡単に終わる。

そして今回のEayCAPにビデオデッキををつないで「VHS to DVD 3.0 SE」を起動すると、何もしないでも音声と映像が流れてくる。「Ulead Video Studio 10SE」で苦労したのがウソのようだ。キャプチャーしてファイルへの取り込みも実に簡単。


■「第4のEasyCAP」のまとめ

第4のEasyCAPについて簡単にまとめてみたが、今までわかっている3種類のEasyCAPに比べるとソフトを選ぶ点で使いくい。しかし「DC60」タイプのオーディオコーデックICなしをつかまされると音質は最悪で「はずれ」なのだが、今回のほうがうまく使えれば音質もよいのである意味で「当たり」。

「DC60」との見た目での違いは、付属CD-ROMに「DC60++」の表記が異なるだけ。パッケージからはCD-ROMも見えないので、購入時は注意が必要。

たぶん販売している側も詳細はわからないのかもしれない。今回送っていただいた方がうまく動作しないので購入元に連絡すると「SM-USB 007」用のCD-ROMを送ってきたという。仕入れる時期によって、EasyCAPの種類が変わることもあるのかもしれない。購入時は、少々高くてもしっかり中身を確認していると思われる販売店から購入した方がいいだろう。

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Last updated  2012.01.23 00:28:29
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