カテゴリ:電子工作
この続編、「100円ショップ、新グルーガン対決。セリア105円、ダイソーでも105円 」の記事があり。この記事を含めて新しいことを書いているので興味のある方はどうぞ。
■100円ショップセリアには105円のグルーガン 100円ショップは、いろいろな店ができており100円ショップと言っても税別100円以上の商品を置いている『ダイソー』のようなところもある。 100円の商品しか扱っていない『セリア』、前々からプラスチックのスティックを溶かして物を固定することができる『グルーガン』(ホットボンド)が売られているので気になっていた。これは工作するとき、いろいろなものを接着するとき重宝する工具なのだ。今回スティックと共に購入してきた。 以下が、グルーガン本体とスティック、2つ合わせて税込み210円である。非常に安いと思う。 ■以前ダイソーで315円で購入したグルーガン 105円で購入できるグルーガンがあるなら、同じく100円ショップの『ダイソー』では315円で購入できるグルーガンと対決させてみよう。 グルーガンは、5年ほど前に購入した物。スティックは比較的最近に購入し直したと思うもの。 ■セリアとダイソーのグルーガンの比較 セリア(右側、黒色)とダイソー(左側、水色)のグルーガンを並べて見てみよう。 大きな違いは、電源コードの長さ。ダイソーは1.5m程度の長さがあるため問題ない。セリアは30cm弱程度しかないので取り回せないので、延長ケーブルを使うなどしないと使えないのだ。 細かい違いは、ダイソーのものは金属の角度が変えられるスタンドが付いているが、セリアのものには本体と一体のスタンドが付いてる。最近ダイソーで販売されているグルーガンもセリアのものと同様なスタンドが本体と一体化したものが売られているらしい。 念のために、消費電力やPSEマークなどを調べてみよう。 セリアのもの。これもしっかりPSEマーク入りで消費電力10W、定格使用時間20分と書かれている。 ダイソーのもの。もちろんPSEマーク付き。消費電力10Wでセリアと同じ。定格使用時間は書かれていないが、先端部温度160℃の表記あり。 ■セリアとダイソーのグルーガン用スティックの比較 セリア(右側、透明)とダイソー(左側、白色)のグルーガン用スティックを並べて見てみよう。 大きな違いは、セリアのものは20本入りとお得なのに、ダイソーでは10本入り。 そして、互換性の問題なのだが、長さはどちらも同じ、しかしセリアは直径が7mm、ダイソーは7.5mm。相互に使えるのだろうか? ■2つのグルーガンを使用する 両方を通電してしばらくしてから、純正のスティックを入れて溶かしてみた。 ダイソーのものはよく溶けて薄く延びる。ところがセリアのものは余り延びずちょっと団子状態で、長時間通電しても同じ状態だった。左がダイソー、右がセリア。 両者は同じ10Wなのだが、ダイソーの方がよく溶けるということ、高温タイプで火傷しやすいとも言える。セリアは低温タイプで火傷しにくいとも言える。 ■直径の違うスティックは、それぞれのグルーガンで使えるか? ダイソーのグルーガンにセリアの7mmのスティックを(左)、セリアのガンにダイソーの7.5mmのスティックを(右)、それぞれ取り付けてみた。 写真がないが、結論から言うと直径が異なってもまったく問題なく使える。 ■まとめ グルーガンは、両者は同じ10Wなのだが、ダイソーの方がよく溶けるということ。高温タイプで火傷しやすいとも言える。セリアは低温タイプで火傷しにくいとも言える。 問題なのはセリアの電源コードの短さ。さすが105円では対応仕切れなかったのだろう。まあそこは別の角度から見れば105円の延長コードを別途購入して、合計210円のグルーガンとして見ることもできるかもしれない。 スティックは、セリアの本数が倍の20本とお買い得。ただし、セリアでは透明と白色しか見かけなかったが、ダイソーでは透明はもちろん、カラフルなものやメラ入りなど色彩的に楽しいものがある。用途により買うと良いだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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