カテゴリ:電子工作
■ダイソー105円の新型グルーガンを入手
昨年3月、「100円ショップ、グルーガン対決。セリア105円、ダイソー315円」の記事で100円ショップで売られている2つのグルーガンを比較した。ダイソーの315円のもの(この当時でも5、6年前に購入したもので、既に別のものに置き換わっていた)、セリアの105円のもので、この記事は現在でも非常に人気である。しかし比較記事を書いたときには若干コストダウンした315円のグルーガンに置き換わっており、比較し直したいと思っていた。 今日、ダイソーに行ったところたまたまグルーガンが目にとまり、それが315円だと思っていたら105円なのである。思わず購入。 今回は、「100円ショップ、新グルーガン対決。セリア105円、ダイソーでも105円」として記事を書いてみる。 ■今度のダイソー105円グルーガン、旧型よりACコードが短いがセリアより長い 右のセリアのものならACコード長が20cmと実用性を無視した延長コードが必要な短さなのに、左のダイソーの新型105円のものは何と(笑)55cmのACコード長と短いが使えなくもない。並べて比べてみると、ACコード長以外には、本体は今回のダイソーが若干大きい。 さすがに右側のダイソーの二世代昔の315円グルーガンは、ACコードは150cmと長いた延長コードがなくても十分な長さだ。さらにスタンドが金属製で折りたたむことができるため、使用時は邪魔にならない構造は有名メーカー製と同じ。左のダイソー新型は場合によっては延長コードが必要だろう。 今回のダイソーの55cm長のACケーブルを延長ケーブルに差し込んでみた、確かに短いが使う場所によっては延長ケーブルがなくても使えなくもない。 さすがにセリアのものは短すぎて延長コードは必需品だ。 これら3種類のグルーガン、実際にコンセントをつないで置いてみた。左から新型105円ダイソーグルーガン、中央は2世代前315円ダイソーのもの、右はセリアの105円のもの。セリアのものはコードが短すぎて後ろが上がりやすく、先端が下向きになりやすい。 ■3種類のスティックの溶け方を比較 105円の新型ダイソーグルーガンの諸元を書いたラベルを見てみる。消費電力10Wで最大温度は165度ということ。 315円の2世代前のダイソーグルーガンではどうだろう。消費電力10W、表現は違うが最大先端温度は160度。新型105円のものが若干高温なのだろうか。 セリアの105円のものはどうだろう。同じ消費電力10W、しかし使用時間が20分と書かれているのが気になる。 さて実際にスティックを入れて溶け方を調べてみた。使用したスティックはセリア用の7mm径のもの。ダイソーのものは7.5mm径なのだが、相互に使えることは昨年のグルーガン対決の記事で書いているとおり。特に問題はない。 すべてのグルーガンは通電して5分を経過すれば使えるようになった。10分も経過すれば温度は完全に安定しているようだ。 左の新型ダイソーのものは、よく溶けるが、出る量が少なめで細長く流す用途には向いている感じ。真ん中の二世代昔のダイソーのものは、よく溶けて出る量は多め。丸くマーブルチョコ風に盛り上げるにはよい感じ。一番右のセリアのものは、出る量は昔のダイソーと同じくらいだが、温度が若干低い感じられ、表面がツルッと光沢を帯びるように仕上げにくく、多少ざらついた感じか。 ■ダイソーも他の100円ショップを意識した商品展開 今回のダイソー新型105円グルーガン、セリアのものよりコード長が長くて温度も高めに感じられ、もし買うならダイソーのものだろう。以前のダイソーのグルーガンが315円だったのが、セリアに対抗して明らかに良いもの勝負してきている。 グルースティックに関しても、以前はダイソーでは10本入りだったのが24本で105円となってきている。セリアでは以前から20本で105円だったのに、色合いとは無視すれば完全に負けている。 ただ、以前ダイソーではカラフルなメラ入りとかがあったのがなくなってしまった。セリアではそういうものを見かけなかっただけに残念である。 さらに、最近グルーガンは、工具売り場ではなく手芸品売り場で見かけることが多く、スティックの色は黒ではなくチョコレート色だったりと変化してきているように思う。私の場合は、電子工作や自動車などで使うことが多く、スティックの色に目的のものがあまりないのも残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[電子工作] カテゴリの最新記事
|
|