カテゴリ:PCハードハードウェア
■もうじきサポートが切れるWindows XP搭載のThinkPad X61の延命
ThinPad X61を使っている者がいたが、それはサポート切れ間近のWindows XP搭載モデル。使っているCPUなどスペックを見ると、Core 2 Duoとそう古くはない。さらにOSをWindows 7へ入れ替えの可能(64ビット版もOKで、Windows 8.1へも可能)のモデルだったので、OSの入れ替えをすることにした。 BIOSのアップデートをしたほうがいいのだが、「ThinkPad X61はバッテリーが死んでいるとBIOSアップデート不可」の記事で書いたように不可だった。 ■HDDの交換 元は80GB SATAのHDDが搭載されていた。用意したのは500GBのもの。 交換するには背面にあるネジを取り外し、カバーとを取り外す。 そしてHDDを引っ張り出す。2つのラバーを取り外し、4つのネジで固定されているHDDの台座の金具を取り外す。これを新しいHDDに取り付けて、元通りに装着する。 ■Windows 7のインストール メモリーが到着していなかったので元の1GBのメモリーの状態でWindows 7(64ビット版)をインストールしていった。特に問題なくインストール完了。 有線LAN用のデバイスドライバーはインストールされているので、Windows Updateが行えるが、メモリー1GBでは処理がもの凄く遅すぎてイライラする。ThinkPad X61用の他のデバイスドライバーはWindows Updateで自動的にインストールされる。 Thinkpadシリーズでは「ThinkVantage System Update」という最新のドライバーをインストールするツールがあるのでインストールした。このSystem Updateでドライバーをインストールしたところ、Windows Updateがうまくできなくなってしまった。システムの復元でやり直してもやはりこの状態になってしまうので使用を止めた。 最終的にデバイスマネージャーで不明なデバイスはなくなった。 ■メモリーの換装 ThinkPad X61で使われているメモリーは、1GB DDR2 SO-DIMMのもの。換装用に用意したメモリーはKomputerbay 4GB (2x 2GB) DDR2 SODIMM (200 PIN) 800Mhz PC2 6400 / PC2 6300というもの。まったく聞いたことがないメーカーだが、2GB DDR2の2枚組でとにかく安いもの(送料込み4600円)を探して購入したもの。それにしても円安になってからメモリーは倍くらい値が上がっているのには閉口する。 背面のメモリースロットのカバーをネジ2本で取り外す。元は1GBのDDR2のメモリーが1つ装着されていた。 1GBのメモリーを取り外し、新しいメモリー2枚を装着、カバーを取り付けて完了。 1GBから4GBへのメモリー変更でPCの速度は非常が上がった。特にWindow Updateでの処理が劇的に改善された。 ■生まれ変わったThinkPad X61 Windowsエクスペリエンス インデックスでの値は以下の通り。 最新のPCと比較すれば見劣りがするが、先日メモリーを1GBから2GBに換装したネットブックと比較するとずっと性能は上である。 2014年4月9日にサポートが切れるWindows XPだが、Windowsを入れ替えてメモリー増設などを行うことで現役で使えるように生まれ変わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.06 14:02:19
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