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2014.07.20
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■今話題の「Chromecast」にそっくりな「EZCast」を入手

今話題の「Chromecast」、それによく似た「EZCast」は前から気になっていたので購入した。

この2つを並べて見ると、大きさは違うが似た形状で、EZCastにはChromeブラウザのマークの中に「目」が描かれているなど混同しやすいのは事実だ。



■EZCastの入手・・・日本は3000円少々、海外から送料込2000円を切る

「EZCast」は、日本では3000円程度からChromecastと同様な値段で販売されており、Chromecastと似た形状のものがあるかと思うと、単純な長方形のものもある。さらに、アンテナが内蔵されたものや、外付けのものなどいろいろな形態のものが存在する。「EZcast」とは一体何であるかこの時点では知らなかった。

・日本のAmazonで注文、実は香港の業者から購入

6月中旬頃、日本のAmazonでChromecast似で一番安いものを探したら、送料込みで3300円程度で販売している業者があったので酔った勢いで注文。すぐ届くと思ったら業者は香港!! 最低でも1週間以上は待たされる。(現在はこの業者は日本のAmazonからの発送も行っている。)

1週間ほど経過した日曜日、郵便屋さんが「書留です」と届けてくれた。箱にはDHLの名称も見えるので一番安価な郵便航空便ではなかったようだ。



送られたパッケージを開けると、Chromecast似だけに予想を裏切らない期待通りのパッケージ、Chromeブラウザのマークと同じ色、その中には目が入っており、Dongleの文字はGoogleを意識した配色と書体は怪しさ一杯でワクワクさせる。



上部のカバーを開けるとEZCast本体が登場。



パッケージ内からは本体以外に、アンテナ付きUSB電源ケーブル、そして説明書。説明書には「M2」の文字が見え、パッケージにも「M2」のシールが貼ってあった。



・中国の通販サイトから購入

世界最大のオークションである「eBay」によく出品している業者であるBuyInCoinsにて注文。US$22ほどでPayPal決済で2300円程度で送料込み。注文したら深夜でもパッケージングしてくれるし、そのパッケージの写真も注文履歴から見られるので安心。(なお現在eBayで他の業者がChromecast似のものなら2000円以下で、似ていないものならさらに安く購入できる)

待つこと2週間やっと届いた。



封筒内には、本体とアンテナ付きUSB電源ケーブル、説明書がパッケージなしで入っていた。先に購入したものとの違いはない。パッケージがないのは送料を安くして安価で販売する業者に多い。



■届いたChromecast似の「EZCast」を解剖

購入した2つのEZCastは同じで、今回はこれを解剖していく。冒頭に表を掲載したが、裏を比較。似の方は放熱用の穴がある。



・EZCastのスペック

国内外でEZCastを販売や製造しているところからスペックを調べる。なるべくメモリを多く搭載しているかのごとく表記しているものが多いのはさすが中華製か。分解して確認してみて妥当だと思ったのが次のもの。

CPU Actions AM8251 600MHz(Single Core ARM Cortex A9)
RAM DDR3 128MB
ROM NAND Flash 128MB
OS Linux 3.0.8
Wi-Fi Built-in 802.11b/g/n 150Mbps 2.4GHz

本当にそうなのか分解して調べてみた。その過程は以下。

・本体の解剖

隙間をツメなどで開けていくと簡単に3枚おろしにできる。



基板表側。右側にはレキュレーション関係のチップとコイルがそれぞれ3つ並んでいる。メインチップとメモリチップも見える。



メインチップは、AM8251(チップへのリンク)というもので、テレビへのHDMI接続を前提にしたマルチメディア・ドングル用のCPUであった。actions-micro社の年代にもEZCastのプラットホームが2013年にできたと書いているので、このプラットホームを主導しているのだろう。



隣に見えたメモリは、「NT5CB64M16FP-DH」(データシート:64M x 16 DDR3(L) 1Gb SDRAM - Nanya Technology Corporation)で、128MBのDDR3メモリである。



基板の裏を見る。右奥にプッシュスイッチがある。このスイッチは何をするのか不明で、ケースの外からアクセスする小穴もないが、たぶんリセットスイッチの可能性がある。そしてチップも見える。



このチップは、サムスンの「K9F1G08U0C」(データシートという128M x 8 Bit NANDメモリである。



このEZCastに付属ケーブル、電源としてUSB端子(ACアダプター)から取ってEZCastに接続、その途中から分岐されたところからアンテナ部に別れる。



このアンテナ部を爪でこじると分解できる。中から基板が現れる。分岐したケーブルからは4色の色のコードが接続されている。



基板の反対側を見ると、左側にアンテナのパターン、緑色の部分は無線LANモジュール、右側はUSBとのレベルコンバーターや電圧変換の回路のようだ。



この無線LANモジュールに使われているチップは、Realtek社のRTL8188ETVというもの。このチップを使った無線LANモジュールはWEB上で多数出てくるが、今回のものとほぼ同様なチップ配置のものもあれば若干違うものものもある。Realtek社が評価基板を作成したものを基準に作られているのだろう。USB接続でアンテナ出力ができるように作られている。802.11b/g/n 150Mbps 2.4GHz用。



■EZCastの使い方

・テレビとの接続

EZCast本体をテレビのHDMI端子に接続。付属ケーブルのmicroUSB側はEZcast本体へ、標準USBプラグはテレビ側にUSB端子があれば電源供給のために接続。もしUSB端子がなければUSB出力のあるACアダプターへ。アンテナ側は家庭内にある無線LANから電波の届きやすいように位置を変える。



テレビは次のような表示で待機状態となる。パスワードのところが中国語表示だった。



・EZCastのアプリをインストール

EZCastで使える端末は、iOS、Mac、Windows、Windows Phone。http://www.iezvu.comからPC版はダウンロード、iOS版はアップルストアから、Android版はGoogle Playからダウンロード。

・EZCastの初期設定

Android版をインストールして実行させたものが以下。上側の灰色の部分をタッチ(DEMOと表示されている上)。



次に検索されたEZcastをタッチ。



最初の設定として、EZCastが接続する無線LANアクセスポイントを検索してくる。



Android端末側には上下左右を選択するカーソルが現れるので、目的のアクセスポイントを選択してOKをタッチ。



テレビ側ではそのアクセスポイントが選択されてパスワードを入力を促す。



Andoroid端末側でテレビ上部右側に表示されているパスワードを入力する。



EZCastが無線LANアクセスポイントに接続されると同時に、EZCast本体のファームウェアアップグレードがあればバージョンアップするか尋ねてくる。端末側で「はい」を選択する。



次にアップグレードが開始する。



以上で初期設定が完了してEZCastアプリから使えるようになる。EZCastアプリから動作モードを変更すればMiracastアダプターとしても使える。

つづき・・「Chromecast」とよく似た「EZCast」は違うプラットホーム
AX





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Last updated  2014.07.21 03:49:44
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