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2015.02.11
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■PCのWindowsが起動しないときのリカバリー

最近のPCは、Windowsが起動しなくなるなどトラブルに対応するために、Windowsを修復したり購入時の状態に戻すことができるようになっている。「リカバリー」もしくは「復元」と言われるもので、方法は次の2つがある。

・リカバリー領域からのリカバリー

PCのHDDには、通常のWindowsの操作では見えない「リカバリー領域」がある。以下のものでは回復パーディションというものである。



このリカバリー領域から起動させてPCをリカバリーする方法である。

・リカバリーディスクからの復元

以前のモデルにはリカバリーディスクは付属していたが、最近のものでは付属していないので自分で作成する必要がある場合が多い。



PCメーカー独自のツールで、リカバリーディスクやドライバーディスクを作成する。DVDメディアで数枚作成される。またPCが起動しなくなれば作成することができないので注意!

このリカバリーディスクから起動させてPCを復元する方法である。

■acer Aspire 5750のリカバリーの例

ノートPCであるacer Aspire 5750、元から所有している

これとまったく同型のacer Aspire 5750をヤフオクで落とした。これはWindowsの起動時に止まってしまうというもので簡単に修復できそうだった。

これをいろいろ試してみたものをベースにリカバリー方法を書いてみる。

acerならほぼ同様な操作でリカバリーできるだろうし、他のメーカーでも同様な方法で可能だと思われる。

■acer Aspire 5750、リカバリー領域からの復元

・Windowsを起動させてリカバリー

Windowsを起動、スタートボタン>すべてのプログラム>Acerを選択、その中にある「Acer eRecovery Management」を起動。

「Acer eRecovery Management」が起動したら、左の「復元」を選択。



「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」はCドライブが完全に消え、「オペレーティングシステムを修復し、ユーザーデータを維持」はユーザーのファイルがC:\backupに残る。

windowsを起動させてのリカバリーなので利用する機会は少ないだろう。実際に私も試したことがなく、画像もない。

・リカバリー領域から起動させてリカバリー

電源を入れてすぐにALT+F10(ALTキーとF10キーを同時に押す)により「Acer eRecovery Management」を起動する。



Windows上で動作する「Acer eRecovery Management」と同じようにリカバリーには「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」と「オペレーティングシステムを修復し、ユーザーデータを維持」が選択できる。

先日オークションで落としたacer Aspire 5750は、Windowsの起動時に止まってしまうので、PCの起動時に「F8」を連打してブートオプションを出し、その中の「コンピュータの修復」を選び、スタートアップの修復を行ったがうまく行かなかった。

その後に現れた以下のシステム回復オプションに「Recovery Management」があったので選択。



すると「Acer eRecovery Management」(起動時にALT+F10で現れたものと同じ)が現れたので、「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」を選択してリカバリー、完全に動作するようになった。



■acer Aspire 5750、リカバリーディスクからのリカバリー

・先にリカバリーディスクの作成

Windowsを起動、スタートボタン>すべてのプログラム>Acerを選択、その中にある「Acer eRecovery Management」を起動。他のメーカーでも同様なツールがある。



Aspire 5750では、「デフォルトイメージディスクの作成」で3枚、「ドライバとアプリケーションのバックアップディスクの作成」は1枚、合計4枚のディスクが作成された。



作成には結構時間がかかる。またWindowsが起動しなくなれば、このリカバリーディスクが作成できなくなるので、忘れないように作成しておこう。

・作成したリカバリーディスクからリカバリー

PCが起動時にリカバリーディスクから起動できるようにBIOSを設定する。acerのロゴが見えたら[F2]キーを押す。他のメーカーでもロゴが見えたら同様に。



BIOSの設定画面はacerでは英語。Bootのセクションで、HDDよりATAPI CDROMを先にする。[F5]キーや[F6]キーで順位を変更する。



変更後は、[ESC]キーを押したり、「EXIT]タブに移動させて設定を保存。これでPC内蔵の光学ドライブが優先的に起動することができる。

光学ドライブにリカバリーディスクを入れて、PCを起動させる。リカバリーディスクから読み込みが始まり、リカバリーディスクに含まれる「Acer eRecovery Management」が起動する。

最初は言語の選択。日本人なので(笑)日本語を選択して[Continue]。



次に、リカバリーつまり復元についての方法が表示される。HDDからのリカバリーは2種類だったが、こちらでは3つ目の方法である「コンピュータを工場出荷時の状態に完全に復元」が表示された。



リカバリーディスクで現れる「コンピュータを工場出荷時の状態に完全に復元」という方法でリカバリーしてみた。HDDは完全に初期化してまっさらの状態のを使った。つまり新品のHDDと同様。

そして先に作成しておいたリカバリーディスクを3枚を入れ替えて、さらにドライバとアプリケーションディスクを入れていってリカバリーした。

リカバリー後、購入時と同様にユーザー名やPC名を入力していった。そしてまったく購入時と同様な状態になっていることが確認できた。そして起動することができた。



一番驚いたのは、HDDを完全に初期化したもの(新品)でも、回復パーディション(リカバリー領域)が作成されていたこと。



リカバリーディスクを作成しておけば、それでリカバリーする方法により新しいHDDやSSDでもリカバリー領域が作成されるということなのだ。HDDからリカバリー領域が破壊されれば、それを復元する方法がないと思っていただけに、リカバリーディスクの重要さを思い知ったのである。

■まとめ

HDDからのリカバリーは便利だが、HDDが完全に死んでしまってはリカバリーはできない。その前に、リカバリーディスクの作成は重要である。HDDが完全に死んでしまっても、リカバリーディスクがあればリカバリーができる。

そのときにリカバリーの方法によって、リカバリー領域を作られリカバリーができるというのは安心だ。

今回はacerの場合だが、他のメーカーでも同様に行えるだろう。
AX





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Last updated  2015.02.11 19:55:05
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