昨日おくればせながら、
コリンファレルのアレクサンダーを見てきた。
アレクサンダーに比べると「トロイ」は娯楽映画の要素が強い。
ブラピの美しさと、強さと、愛とはかなさと、
それに比べて、やはり、アレクサンダーは重い感じがした。
それでも、もし、あの映画が全く本当のことだったら
(紀元前300年以上前のことだから、たしかめようがないけど)
彼は孤独で、かわいそうな王だったと思う。
仲間も信じられず、女性を愛することも出来ず、
もちろん、愛されず、ただ一人、子供のころから一緒の
ヘファスティオンだけが、心の支えで、非業の死をとげる。
アレクサンダーは、アキレスを崇拝し、
映画の中でも、アキレスと同じ言葉を吐く。
「死んで名を残そう。卑怯者にならなければ、
我々の名前は、永遠に残る」男とは、そんなものであろうか・・
それにくらべ、仲間に愛され、自分自身も愛を手に入れて、
幸せな人生を送った 円卓の騎士のキングアーサーなら、
共感できる。
でも、”ホリエモン”にも、
このアレクサンダーに似たところを感じます。
バビロンの王宮を手に入れても満足せず、
まだ、「世界の果て」まで、征服に行こうとしていた
アレクサンダー。
男の人は、(特別な人だけだけど)征服欲というのは、
際限ないのかな?女の私にはわかりません。
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