性描写が含まれます。苦手な方は閲覧なさらないでください。
「ん・・あなたぁ・・」
寝室の中から総美の声が聞こえたので、千尋はそっと少し半開きになったドアから中を覗いた。
するとそこには、土方に陰部を舐められている総美(さとみ)が壁に手を付いたまま喘いでいた。
「もう駄目ぇ、それ以上されたらぁ・・」
「それ以上されたら、どうなるんだ?」
土方は妻の陰部から顔を離すと、熱で潤んだ妻の瞳を見た。
「あなたぁ、お願い。もう我慢できないのぉ・・」
「何が欲しいんだ、総美? 口で言わないとしないぞ。」
意地の悪い笑みを口元に貼り付けながら、土方は総美の細い腰に己のものを押しつけた。
今にもズボンの布地を引き裂かんばかりに怒張しているそれを見て、総美は溜息を漏らした。
「あなたの熱くて硬いものを頂戴!」
「お望み通り、くれてやるよ。」
ベルトを外し、下着ごとズボンを土方が下ろすと、彼の男性自身が総美の前に晒され、彼女はごくりと生唾を呑みこんだ。
(あれが、旦那様の・・)
ドアの僅かな隙間から二人の情事を覗いていた千尋は、初めて目にする男のものを、思わず凝視してしまった。
「舐めろ、総美。」
「ん・・んふぅ・・」
総美が土方の前に跪き、彼のものを口に含んで舐め始めた。
彼女の髪の色が映える真紅の留袖と若草色の帯は乱れ、彼女の豊満な乳房が露わにされ、裾は膝上まで捲り上がっていた。
「いいぞ、上手だ。」
妻の艶やかな黒髪を梳き、彼女の頭を押さえつけながら、土方は悦に入った表情を浮かべた。
「はぁっ」
総美は夫のものを口から出すと、それを自分の秘部へと宛がった。
「あなたぁ、もう挿れてもいいでしょう?」
「駄目だ。立ったまま壁に手を付いて後ろを向け。」
「嫌ぁ、そんな事しないで・・」
妻の抗議の声も無視し、歳三は彼女を無理矢理後ろを向かせ、片足を掴んで持ち上げると、一気に貫いた。
「あぎぃぃ~!」
「挿れただけでイッちまうのか? とんでもねぇ淫乱だな、お前ぇは。」
土方はそう言って総美を冷たく見下ろした。
「あなたぁ、もっと激しく突いてぇ!」
男女の激しい艶事を目の当たりにした千尋はその衝撃で身動きが取れず、食い入るようにそれを見ていた。
先ほどから身体が突然熱くなり、苦しい。
(どうして・・こんな・・)
早く部屋に行こうと思い、千尋がワンピースの裾を摘んで寝室の前から立ち去ろうとした時、誤って花瓶を肘で押してしまった。
慌てて花瓶を受け止めようとしたが間に合わず、それは甲高い音を立てて粉々に砕け散った。
「誰だ!?」
鋭い声が聞こえたのと同時に寝室のドアが開き、憤怒の表情を浮かべた土方が呆然と廊下に座り込んでいる千尋を睨みつけた。
「も、申し訳ありません・・」
「お前、覗いていただろう?」
千尋が顔を上げると、土方はそう言って彼女の顎を持ち上げた。
「え・・」
「まあ千尋さん、わたくしたちの密事を覗き見ていたなんて、悪い子ね。」
乳房を晒した乱れた姿のまま、総美はそう言うと、寝室の奥に飾られていた脇差を手に取り、鯉口を切った。
「そこになおりなさい、千尋さん。お仕置きをしてあげるわ。」
目の前で白刃を突き付けられ、千尋は恐怖に震えた。
「やめろ、総美。こいつの事は俺が決める。」
「いけませんわ、あなた。使用人の躾は女主人であるわたくしの領分です。あなたは引っ込んでおいてくださいな。さぁ千尋さん、今からこの脇差であなたの指を斬り落としてさしあげるわ。」
土方夫妻のエロスな夜を書いてみました。
土方さんは鬼畜Sな攻だと思います。
そして総美はヤンデレです。
夫婦生活を覗かれただけで脇差を使用人に突き付ける美しい若奥様。
彼女の嫉妬深さをあらわすエピソードとして入れたのですが・・エロ過ぎですね(←何を今更)
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