風呂から上がった四郎は、部屋へと戻る最中、歌声を聞いたような気がした。
凛の歌声を。
(そんなはずはない・・あいつはまだ尾張にいるはず・・)
また歌声が聞こえてきた。
空耳だろうと四郎がそう思って廊下を歩こうとしたとき、誰かに両目を塞がれた。
「だ~れだっv」
「お前は・・」
四郎の目の前には、西洋の着物を着た凛が立って四郎に微笑んでいた。
「お久しぶりね、四郎様v」
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Last updated
2012.04.01 21:07:33
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