天草四郎は、ますます過酷になる現実を嘆いていた。
異国の神を信じる罪なき人々が、日々虐殺される。
誰かが行動を起こさなければ、この現実は変わらない。
そう決意した天草四郎は、村の広場で村人達を集めた。
「いわれなき迫害を受け、虐殺される神の信徒達よ!わたしは決意した!ここに何者にも迫害されぬ、神の国を作ると!」
天草四郎の言葉に、村人達は感動した。
「神は私を守ってくださる。信仰を捨ててはならぬ!」
村人達は四郎の言葉に涙し、やがて四郎を「神の子」と呼ぶようになった。
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Last updated
2012.04.01 22:00:04
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