ミッチェルはそのままホテルへと帰った。
彼女の中では、エドガーを奪ったあの女への憎しみが渦巻いていた。
(許さない・・わたくしからエドガーを奪ったあの女・・許してはおけないわ・・)
その夜、ミッチェルはパブ『青い血』へと向かった。
2階のドアをノックすると、ブロンドの髪をした美女が出てきた。
「どなた?」
「ここに、レパードという方はいらっしゃる?」
「そちらにお掛けしてお待ち下さい。」
美女はそう言って椅子をミッチェルに持ってきた。
数分後、ミッチェルの前に黒いフードを被った男が現れた。
「私に、何の用だ?」
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