イラスト素材提供:十五夜様
ライン素材提供:ひまわりの小部屋様
性描写有です。苦手な方はご注意ください。
「お前ぇ、飲み過ぎじゃねぇか?」
「そんなに飲んでいませんよ、歳三様ったら大袈裟なんだから。」
歳三とホテルで食事をしながら、千尋はついワインを飲み過ぎて泥酔してしまった。
「もう帰りましょうか?」
「ああ、そうだな・・」
千尋が椅子から立ち上がろうとすると、彼女は身体を左右に大きく揺らしながらテーブルに倒れ込んでしまった。
「大丈夫か?」
「ええ・・」
「このまま帰るのは無理そうだから、部屋を取るか・・」
千鳥足の千尋を支えながら、歳三は昇降機に乗り込んだ。
「ここでじっとしていろよ?」
「はぁい、わかりました。」
ロビーで部屋の鍵を受け取った歳三は、ソファに横たわっている千尋を横抱きにして、そのまま部屋へと向かった。
「ったく、こんなに酔っ払うまで飲んぢまって・・お前がこんなに酒癖が悪いなんて思ってもみなかったよ。」
千尋をベッドの上に寝かせた後、歳三はそう彼女にこぼすと溜息を吐いた。
「歳三様、何処に行かれるんですかぁ~?」
「フロントに水を貰いに行くだけだ、すぐに戻る。」
「嫌だぁ、行かないでぇ~!」
千尋はそう叫んでベッドから降りると、歳三の腰にしがみついた。
「おい、離れろ!」
「嫌ですぅ、一緒に寝ましょうよ~!」
千尋は歳三をそのままベッドの上に押し倒した。
「おい千尋、しっかりしろ!」
「何言っているんですか、わたくしはしっかりしていますよ~!」
完全に呂律が回っていない状態で何を言う―歳三がそう思いながら千尋を見ると、彼女は突然帯紐を緩め始めた。
「おい、何していやがる?」
「何だか暑くってぇ・・」
千尋はそう言うと、帯を解いてあっという間に襦袢姿になった。
「歳三様も脱いでください~!」
千尋の手がズボンのベルトに掴むのを見た歳三は、彼女の手を慌ててベルトから退かせた。
だが千尋は再び歳三のベルトを掴んでそれを外すと、ズボンのチャックを下ろして下帯の上から歳三のものを触った。
「ねぇ、しましょうよ~!」
「ったく、仕方ねぇな・・」
歳三は千尋を抱き寄せ、彼女の唇を塞いだ。
千尋はアルコールの所為で興奮しているのか、襦袢を脱ぎ捨てて全裸になって歳三の上に跨った。
「今日のお前ぇは大胆だな?」
「だって、いつも子ども達の事が気になって二人でこんな事出来なかったから・・」
歳三が千尋の股間に顔を埋めて彼女の膣を舐めると、そこから甘い蜜が溢れ出て来た。
「お願い、歳三様のものが欲しい・・」
「お前この前子ども産んだばかりだろう?何でお前のものは嫌らしい汁でびしょ濡れなんだ?」
「焦らさないでぇ・・」
「俺ももう限界だ。」
歳三は乱暴にネクタイを外してシャツを脱ぎ、下帯を解いて全裸になると、千尋の上に覆い被さった。
その日の夜、千尋と歳三は激しく互いの身体を貪り合った。
「おはよう、千尋。」
「おはようございます、歳三様・・」
「今更恥ずかしがるこたぁねえだろう?」
「でも、恥ずかしい・・」
千尋はそう言った後、シーツで顔を隠した。
にほんブログ村