マフィアの殺しを目撃してしまったがために、マフィアから逃げ続ける男・ジョン。
漸く平穏な生活に戻れるだろうと思った矢先に、マフィアに見つかり・・という展開の繰り返しなのですが、何故か最後まで飽きませんでした。
寧ろ、ジョンの女運の悪さに可哀想だと思ってしまいました。
最後でようやく彼も幸せになれるのか?と思ったところで物語が終わりますが、シドニィ・シェルダンの作品はハッピーエンドが定番ですから、この作品もハッピーエンドで終わったのでしょう。
稀代のストーリー・テラー、シドニィ・シェルダンにしか書けないドタバタ逃亡劇でした。