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カテゴリ:ブライダル
もともと、ヨーロッパで婚約指輪の風習がスタートした頃、リングの石として選ばれていたのは、ルビーなどの色石でした。赤いルビーは心臓の色を、サファイヤの青は天国を象徴していました。 ダイヤモンドのエンゲージリングが記録の中で最初に登場するのは1477年。オーストリアのマクシミリアン大公が最愛のブルゴーニュ公女マリーに贈ったのが最初だとされています。 「鉄より硬く、火にも燃えない」という事で永遠の愛の象徴として注目されました。しかし、地上で最強の硬度を誇るダイヤモンドの研磨法が確立するのはもっと後のことで、ダイヤモンド原石が磨かれないままセットされていたそうです 1503年のヴェネツィアの結婚証明書に、婚約指輪としてダイヤモンドつきの指輪が記載されています。世界で最も硬く美しい宝石ダイヤモンドは、15世紀近くには人気が高まっていたそうですが、希少で高価なため、一部の特権階級にしか流通していませんでした。 17世紀になって、やっとヨーロッパ中で人気の宝石のひとつになったようです。 その後、ダイヤモンドがエンゲージリングの主流になったのは、現在世界のダイヤモンドの産出量の8割を持つといわれるデビアスの大々的なキャンペーンによるものです。 ダイヤモンドはその硬質さから固い絆と永遠の愛情を、また無色透明なので純粋無垢な心を象徴しているとされ、婚約指輪の主流となっていきました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.23 18:20:44
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