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カテゴリ:演劇・音楽
沢村一樹主演の舞台『しゃばけ』を観てきた。 一樹の舞台出演はなんと11年振りだって。 “しゃばけ”が舞台になる、しかも主演は沢村一樹! これは観たい! 東京公演は4月20日~29日のわずか10日間だけ。 赤坂ACTシアターでの上演とはいえ、時期的に平日は多分無理だろうと思い、本日のチケット を先行販売で購入したわけなのだが・・・。堤真一、宮沢りえ共演の『今ひとたびの修羅』の 公演と思いっきりダブってしまったという・・・。(((p(≧□≦)q))) どっちを取るか??? チケット掲示板に両方の公演を掲載したところ、『今ひとたびの修羅』の方がやはり人気がある ようで・・・。チケットが売れたので、本日の観劇は『しゃばけ』となったわけである。(^^ゞ で、堤さんの舞台は諦めた。 (「おのれナポレオン」のチケットを買ってしまったしね・・・。) “しゃばけ”と聞くと、真っ先に思い浮かぶのが手越クンが主演したテレビドラマ。 あれ、大好きなんだよね。過去2回放送されたけれど、また新作を作って欲しいなぁ。 ドラマで“仁吉”を演じた谷原章介がメチャクチャカッコよくて、彼の出演作の中では この役が一番気に入っている。>けっこう鬘が似合ってるんだよね。 手越クンは身体が弱い“一太郎”にぴったりだったけれども、一樹が一太郎を演じると どうなるのか? 舞台が始まって、まず登場するのが“鈴彦姫”。 え???あんた?????? 演じているのは、星野園美さんという方なのだが、これが小っちゃくて大きい。(笑) 丸々太った鈴彦姫って・・・。 ドラマでは早乙女太一クンが妖艶で美しい鈴彦姫を演じていて、これがまぁホントに綺麗で ぴったりで、それがこれ???(失礼・・・)なんて・・・。(^^ゞ しかも、佐助と仁吉をマギーと山内圭哉が演じているもんだから、もうお笑いにしか ならない。(笑) 一樹が一太郎を演じるってことで、一太郎の年齢がグンと上がって・・・(笑)、40歳過ぎ という設定。 ドラマでは奉公に出された兄さんを探して・・・という設定だったものの、一太郎が40歳 だったら、兄さんっていうのはちょっとマズい。(笑) ってことで、弟ということになっていた。 この弟を演じるのが高橋光臣。 正統派のハンサムさんですな。(笑) 一太郎の幼馴染みの栄吉を宇梶剛士さんが演じている。 一樹は永遠の“坊ちゃま”だなぁ・・・なんて思った。 浅見光彦もそうだけれど、こういう役がホントに合っている。 たまーに愁いのある役とかすると、これがまたかなりカッコイイ(『警視庁失踪課・高城賢吾』) のだが、やっぱり一樹といえば、ちょっと頼りない若旦那とか坊ちゃまなんだよね。(笑) 佐助と仁吉を演じるマギーと山内圭哉も可笑しかった。 けっこうアドリブでやっているところもあるようで・・・。 一樹が少々噛んでしまったら、そこ!キメるとこだから!ちゃんと言わないと!なんて すかさずツッコミ。(笑) 一太郎の父親・藤兵衛と日限の親分を一人二役で演じているのは久保酎吉という方。 60近い年齢であれはかなりキツイ。でも、それだからこそ面白い。(笑) 宇梶さんも走り回るシーンがあるのだけれど、「50過ぎにはキツイ芝居だぜ!」なんて ボソっとアドリブ入れたりして。(笑) 思った以上に笑えて楽しめた舞台だった。 ラストはなんだかウルっとして涙。 やっぱり観に来て良かった。 家に帰ってから、どうしても手越クンバージョンが見たくなって(笑)、テレビ放送を 録画保存しておいたDVDを探し出し鑑賞。 こんなに幼い感じだったんだなぁ。>手越クン ***** 「しゃばけ」(娑婆気) 現世に執着する心。また、俗世間の利益・名誉にとらわれる心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.30 08:21:27
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