ワールドカップ~ドイツ大会~23日目の結果
決勝トーナメント準決勝です。
出場停止明けのデコら選手が揃ったポルトガル対ジダン、ヴィエラ、テュラムら好調なベテラン勢との戦い。
試合はアンリがPKをもらい、それをジダンが決めて1-0でフランスの勝利。
アンリはペナルティエリアで足を引っ掛けられ、上手く倒れた。
アンリの倒れるタイミングが絶妙、そして審判がPKを指示。
ポルトガルもフィーゴ、C・ロナウドを中心に攻めるがフランスが鉄壁の守備を見せ、ゴールを割る事が出来なかった。
それでも、後半のC・ロナウドの変化のあるFKは見事でした。
GKのバルデスも、正面だったにもかかわらず、ファンブルする程でした。
これで、決勝はイタリア対フランスとなりました。
ジダンの現役最後の試合はワールドカップ決勝戦。引退を飾るには、もってこいの状況となりました。決勝で、ジダンの絶妙なマルセイユ・ルーレットが見られるか?
大会前は、ロナウジーニョの為の大会と言われていましたが、
ここまでを見るとジダンの為のワールドカップと言っても過言ではありません。
3位決定戦は、ドイツ対ポルトガルです。
序盤は、ポルトガルがリズムをつかみ、フランス陣営に攻める。
中盤の選手が自在にポジションを変えて攻撃を仕掛けるポルトガルは前半4分、デコがGKバルテズを脅かすシュートを放つなど、立ち上がりにいい形を見せた。
フランスもジダンを中心としたパスまわしからリベリらが積極的なドリブルで好機を演出。互いに相手の組織的な守備を高度な技術でかいくぐる展開が続いた。
フランスは前半30分過ぎ、ペナルティーエリア内でパスを受けたアンリが鋭い切り返しで突破を図ると、これをファールで止められPKを獲得。ジダンがこのPKをゴール左隅へ決めて、待望の先制点を挙げる。
フランスは後半3分、速攻からアンリが1人をかわしてシュート。
直後にはリベリが際どいシュートを放って立て続けに惜しい場面を作った。
1点を追うポルトガルは、パウレタがペナルティーエリアでパスを受け、左からサイドネットの外側をかすめるシュートを見せたものの、その後は苦戦。
30分にロナルドが長い距離から狙ったFKは、急激な変化でフランスGKバルテズのファンブルを誘ったが、詰めたフィーゴのヘディングシュートはバーの上を越えた。
その後は、ポルトガルが攻撃枚数を増やし攻めるが、フランスの前に得点を奪う事が出来ず、ジダンの得点が決勝点になり、フランスが2大会ぶりの決勝進出。 |
決勝トーナメント準決勝フランス | 1 - 0
| ポルトガル |
ゴール |
ジダン '33 | 1-0 | |
カード |
ルイ・サハ '82 | | '88 カルヴァーリョ |
試合内容 |
フランスは前半33分にアンリが倒されて獲得したPKを、ジダンがゴール左隅に決めて先制。その後は完封した。
ポルトガルは終盤にクリスティアーノ・ロナウドの直接FKから生まれた絶好の好機をものにできず。欧州選手権からの公式戦不敗も止まり、初の決勝進出はならなかった。 |
決勝トーナメント表
予選
成績 | 国名 | 1回戦 | 準々
決勝 | 準決勝 | 決勝 |
|
B 1 | イングランド | | | | |
1 | |
A 2 | エクアドル | 0 | 0 P 1 |
|
D 1 | ポルトガル | | 0 K 3 | 0 |
1 |
C 2 | オランダ | 0 | |
| |
| | | | 1 | |
F 1 | ブラジル | | |
3 | |
E 2 | ガーナ | 0 | 0 |
|
H 1 | スペイン | | 1 | |
1 |
G 2 | フランス | 3 | |
| |
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