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パワーアシストロボット、医療機器のLAP 平野 淳 のブログ

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June 24, 2008
XML
カテゴリ:仕事
「情報の非対称性」という言葉があります。
提供する側とされる側で、持っている情報に差異が生じる、というもの。

ビジネスでは一般的に、販売する側に情報が多く、買う側には少ないものです。
売る側は、相手が“情報を持っていない”という弱みを突き、
不当(と思われるよう)な高額で販売し、利益を上げたりします。

我々、IT系の業界でも「情報の非対称性」を利用した、確信犯的な状況を見かけます。

例えば、
・ボタンを押してから画面が表示されるまで○秒
・システム移行すると、今まで動いていた機能がなくなる
こういったことはITシステムを販売・開発する側は、当たり前に認識していることです。

ところがいざお客様に売る時は、“受けの良い言葉”を連発し、不都合な点には触れません。
こういったものを「確信犯」とか「問題の先送り」と言うんですね。

・知っていながらお客様には伝えず、自社の売上だけを目指す
・このままシステム開発を進めると、導入後に不都合が起きることは目に見えているが、
 そのことは黙っていて、問題を先送りする

こういった行為は、ある意味「詐欺」だと思うのですが、どうなのでしょうか。

「買う側/消費者がもっと賢くなれ!」といった論調もありますし、ごもっともです。
ですが、それだけでは悲しいですね。
売る側は“プロ”ですし、お金を払うわけですから、隅々まで気を配ってほしいものです。

“受けの良い言葉”だけで売ると、大抵は後々で不都合が生じ、揉め事になります。

個人的には、絶対に確信犯にはなりたくないですし、揉め事になるとわかっていながら
“沈み行く船”には乗りたくないものです。





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Last updated  June 24, 2008 04:21:06 PM
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