帰国中に
「世界の日本人ジョーク集」という本を読んだのですが、これはおもしろかったです。今年の初めに出版された本のようですが、半年以上経った頃から人気が出始め、最近はランキングにも入ってきているようです。
この本では日本人、日本をネタにしたジョークが多数収録されています。欧米発のものが多いようですが、中東発、アジア発も含まれています。また、「ハイテク」、「金持ち」、「勤勉、仕事」、「スポーツ」というようにカテゴリ別になっているのも読みやすくていいです。要所要所に挿入されている作者の早坂隆氏の解説やエピソードもおもしろく、そのジョークが生まれた背景がよくわかります。
たとえば、以下のようなジョークが収録されています。
豪華客船が沈み出し、乗客たちを海に飛び込ませるために、船長が外国人乗客にいった。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」。
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士ですよ」。
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」。
日本人には「みんな飛び込んでますよ」。
ある酔狂な大富豪が言った
「もし、わたしに青いキリンを見せてくれたら、莫大な賞金をだそう」
イギリス人はそんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた
ドイツ人はそんな生物が本当にいるのかどうか、図書館へ行って文献を調べた
アメリカ人は軍隊を派遣して、世界中を探し回った
日本人は品種改良の研究を昼夜を問わず重ねて、青いキリンを作った
中国人は青いペンキを買いに行った
無人島に男ふたりと女ひとりが流れ着いた。その島で何が起こるか?
イタリア人:男2人が1人の女をめぐって争い続ける
フランス人:女は片方の男と結婚し、もう一人と不倫する。
ブラジル人:3人で楽しそうにカーニバルを始め、飽きることなく踊り続けた。
アメリカ人:女は片方の男と結婚し子供が生まれるが、離婚し親権を争うためにもう一人の男に弁護士役を依頼する。
日本人の場合:男ふたりは、女をどう扱うべきか本社に問い合わせる。
「世界の日本人ジョーク集」がおもしろかったので、似たような本で「世界のビジネスジョーク集」という本も買ってみたのですが、こちらのほうは知的すぎてあまり笑えませんでした。
日本人てこんなに世界でネタになってたんですね。人気ブログランキング