前回の記事「中国時代の習慣がまだ残ってた」を書いていて、北京で初めて偽札をつかまされたときのことを思い出しました。
北京に来て3ヶ月くらい経ったころのことだと思います。
当時、北京語言大学でカンフーを習っていた私は毎週末三里屯の自宅から大学までタクシーで通っていました。
無事大学に到着し、メーターが40元だったので50元札で支払いを済ませて降りようとしたとき、運転手さんが「おい、これ偽札だろ。別なお札くれ」と言ってきました。日本で偽札をつかまされた経験が無い私は、自分の周りで偽札なんて無いだろうと思っていたのでびっくりでした。
あいにく財布には残り20元ほどしかなく、その旨を伝えると、「じゃあ、あの売店で新聞でも買ってお釣りをもらってこい」とのこと。偽札が自分のところへ来なければいい、という考え方にも驚きました。言われたとおり、売店で使おうとすると、「別な札をください」とやはり言われ使えません。結局、荷物を座席に置いて銀行でお金をおろしてくるよう指示され、そのようにして事なきを得ました。
初めて掴まされた50元の偽札は記念にしばらく取っておいたのですが、ある日部屋を掃除にきたアーイーさんに「ジャーダバ(偽札でしょ)」と、びりびりっと破られてゴミ箱に捨てられてしまいました。。
偽札の見分け方はまあいろいろあるのですが、ある程度生活していればなんとなくわかるようになってくると思います。
偽札はババ抜きの「ババ」のように中国をめぐりめぐっているわけです。。