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2009年07月07日
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カテゴリ:尊徳先生の世界
二宮金次郎像(善栄寺:台座に「積小為大」とある)

報徳日めくりカレンダー(発行 報徳学園報徳教育部)より


7日 

小を積みて大となす


『二宮翁夜話』

「百里の道も一歩よりはじまる。千石の米も一粒からである。積小為大(せきしょういだい)をわすれて、一攫千金を夢みる一発主義くらい、危険なものはない。」

大学

古之欲明明徳於天下者、先治其國。欲治其國者、先齊其家。欲齊其家者、先脩其身。欲脩其身者、先正其心。欲正其心者、先誠其意。欲誠其意者、先致其知。致知在格物。

04 古(いにしえ)の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、まずその国を治む。その国を治めんと欲する者は、まずその家を斉(ととの)う。その家を斉(ととの)えんと欲する者は、まずその身を修む。その身を修めんと欲する者は、まずその心を正しくす。その心を正しくせんと欲する者は、まずその意を誠(まこと)にす。その意を誠にせんと欲する者は、まずその知を致す。知を致すは物に格(いた)るに在り。

(二宮先生語録巻の2)
【158】人の子為る者、よろしく父母の心を安んずるを以て要と為すべし。苟くも父母の心を安ぜんと欲せば、よろしく心を正しく身を修むれば、すなわち他邦に仕え、帰省に暇あらずといえども、しかも父母賞典の事有りと聞けば、すなわち喜び以て我が子も与ると為す。罪を犯す者有りと聞けば、すなわちケイ然もって我が子に非ずと為すなり。此のごとくんば、すなわち孝と謂うべけん。もしそれ心正しからず身修めざれば、すなわち父母罪を犯す者有りと聞けばすなわち憂い以て我が子もまた犯すと為す。賞典の事有りと聞けば、すなわちケイ然以て我が子に非ずと為す。此のごとくんばすなわち数々帰省すといえども、しかも孝と為すに足らざるなり。


(訳)人の子であれば、父母を安心させるように行動しなければならない。
いやしくも父母を安心させようと欲するならば、心を正しくし身を修めるならば、他国に仕えて帰省するひまがなくても、父母は栄誉を受けると聞けば、わが子も表彰されるかと思う。
罪を犯した者があると聞いても、決してわが子ではあるまいと思う。
このようであれば、孝というべきであろう。
もし人の子が心が正しくなく身が修まっていなければ、父母は罪を犯す者があると聞けば憂慮してわが子ではないかと思う。
栄誉のことがあると聞いてもわが子が表彰されるはずがないと思う。
このようであればたびたび父母のもとに帰省していたとしても孝となるに足りない。

西晋一郎「忠孝論」P37より

我が親に生命を謝するとと神に謝するとは同じく、我が親を親愛すると神を親愛するとは同じい。
もしこれを異なりとせば、情と情の対象とを各々独立にあるものとなし、したがって神を一個の抽象的概念にしてしまう・・・。
親の愛は無窮の慈愛である。
この心を外にして別に神愛があるであろうか。
子のその親に対する感謝も無限である。
この心を外にして別に神恩を感ずるということがあるであろうか。
父子は生命の無窮の道であり、父子の情は宇宙万有の情の根柢である
・・・。」

(二宮翁夜話)
【57】翁曰く、人の神魂に就きて、生ずる心を真心と云ふ、則ち道心なり、身体に就きて生ずるを私心と云ふ、則ち人心なり、人心は譬へば、田畑に生ずる莠草(はぐさ)の如し、勤めて耘(くさぎ)り去るべし、然(しか)せざれば、作物を害するが如く、道心を荒す物なり、勤めて私心の草を耘り、米麦を培養するが如く、工夫を用ひ、仁義礼智の徳性を養ひ育つ可し、是身を修め家を斉ふるの勤めなり。
 

(訳)尊徳先生はおっしゃった。人の神魂について、生ずる心を真心という。すなわち道心である。人の身体について生ずる心を私心という。すなわち人心である。人心はたとえば、田畑に生ずる草のようなものだ。勤めて草刈して除かなければならない。そうでなければ、作物を害するように、道心を荒してしまう。勤めて私心の草を草取りして、米や麦を培養するように、工夫を用いて、仁義礼智の徳性を養って育てるがよい。これが身を修め、家を斉える勤めである。




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最終更新日  2009年07月07日 01時35分49秒
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